マリモでくしろを盛り上げ隊

【2022年8月号掲載】

【住所】事務局/釧路市昭和南3丁目9-5 あさの皮フ科クリニック内
【TEL】0154-55-4112
【URL】https://marimo946.com

3人集合写真
▲左から、伊藤カズヒロ氏、浅野一弘氏、目黒広幸氏

■マリモでくしろを盛り上げ隊会長/浅野 一弘氏
■ヒートボイス/目黒 広幸氏、伊藤 カズヒロ氏

釧路「道立広域公園」誘致コンサートで子どもが遊べる場を実現させたい

 釧路市内で阿寒湖の世界遺産登録運動を応援する「マリモでくしろを盛り上げ隊」(略称・マリモの会)の活動が注目を集めている。この会のテーマソング『トーカリップ』を作詞作曲したのが、地元人気デュオの「ヒートボイス」で、釧路市観光大使も務めている。
 そこでマリモの会の浅野一弘会長とヒートボイスの目黒広幸、伊藤カズヒロ両氏にコロナ禍の中、再開した音楽活動や地域への熱き想いを語ってもらった。

候補地は白糠の釧路空港の近く

――最近の活動で主だったものは。
伊藤「釧路地域に道立広域公園の建設を求めるコンサート」で歌います。7月26日㈫18時半からコーチャンフォー釧路文化ホールで開催します。このコンサートは「道立公園建設を求める市民の会」が主催し、釧路商工会議所も後援になっています。道内には11ヵ所の道立広域公園が整備されていますが、釧路管内にはありません。雨の日でも冬でも子どもたちがのびのびと走り回れる大型の屋内遊戯場があれば、との思いからコンサートが企画され、私たちもそこで歌います。
浅野 釧路は寒いから全天候型の遊戯場があればいいですね。
伊藤 4月から署名活動が行われ、田中英樹道議や白糠町の棚野孝夫町長も誘致を強く推進しています。中標津町にある「道立ゆめの森公園」と同じ規模の公園の誘致を考えているようで、私も日ごろから「ゆめの森公園のような子どもが遊べる広い公園があればいいな」と思っていましたから大賛成です。

――公園の建設地はどこを想定しているのですか。
目黒 場所は白糠町で恋問館と釧路空港との間の丘。そこから釧路市街地や空港が見えて日の出も美しいので隠れた撮影スポットになっています。
浅野 屋内遊戯場だけでなく、コンサートができる屋外ステージもできればいいですね。
伊藤 そうそう。僕らもそこで歌えるような。棚野町長の話では、災害時の避難所にも活用したいと。

――このコンサートでは、どういう曲を歌うのですか。
伊藤 コンサートのためにキャンペーンソングをつくりたいということで作曲し、ほぼ完成の状況にあります。曲名は『start』。公園ができたら子どもたち1人ひとりの行動も変わってくるだろうということで、子どもに寄り添った曲になっています。「皆で公園を建設するために盛り上がろう」、「今日がスタートだ」という感じです。
目黒 作詞については今回は僕でなく、市民の会事務局の山本亨幸さんが担当しました。
伊藤 作曲は僕の担当です、白糠町をイメージしたカントリー仕立ての曲にして、飛行機が飛び立つように希望が持てるノリがよい曲にしました。

発祥地・釧路で「炉ばた」の曲

――ヒートボイスは釧路市の観光大使を務められていますが、そちらの方の活動は。
伊藤 クルーズ船「にっぽん丸」が6月に寄港した際、新潟からのお客様をお見送りしました。市の夏のイベントが3年ぶりに再開されますから、忙しくなりそうです。
目黒 そう。いままで活動の自粛を強いられていたからワクワクしてます。

――そのほか、曲づくりは。
目黒 いま炉ばたの歌をつくっています。
伊藤 炉ばたの発祥の地は釧路だということで、末広町にある「くし炉あぶり家」の若原一恭社長の提案でレコーディングの最中です。近いうちに全国発信します。炉ばたで若原社長と打ち合わせをして半年かけて曲の構想を練ってつくりました。
目黒 歌詞は人と人のつながりを炉ばたで確かめ合い、新しい人生をスタートさせる内容です。釧路の霧や霧笛も歌詞に入れています。
伊藤 作曲については、年輩の方に喜んでもらえるような昭和的なニューミュージック調にしました。

――20年に東京の国立劇場で行われた北方領土返還の大会でヒートボイスは当時の安倍総理や茂木外務大臣の前で『四島の記憶』を歌いましたが、ウクライナ情勢で北方領土返還に逆風が吹いていますね。
伊藤 『四島の記憶』は島民の故郷を思う気持ちを歌ったものです。ウクライナの人たちも早く戦争を終わらせて自国に帰りたいはずです。この曲はいまのウクライナの人たちの思いに通じています。最近はイベントでも最後に『四島の記憶』を歌わせていただいています。
目黒 そうですね。
浅野 伊藤さんが着ているTシャツに「PEACE」と書かれてますね。
伊藤 これはウクライナ支援のためにネットで1500円で購入しました。僕が支援できるのはこんなことと、歌うことだけですから。
浅野 その心がけが大切だし、歌の力は大きいですよ。

浅野 一弘氏

浅野 一弘氏
1964年2月4日生まれの58歳。広尾町出身。旭川医科大学卒。同大、市立稚内病院、国立がんセンター中央病院、釧路労災病院を経て、2004年4月、釧路市昭和南に医療法人あさひ会あさの皮フ科クリニックを開業(理事長・院長)。マリモでくしろを盛り上げ隊会長。

目黒 広幸氏

目黒 広幸氏
1964年8月3日生まれの57歳。白糠町出身。釧路東高等学校卒。釧路市内の釧路コールマイン㈱に勤務。釧路市観光大使。

伊藤 カズヒロ氏

伊藤 カズヒロ氏
1972年3月29日生まれの50歳。釧路市出身。釧路工業高等学校卒。釧路市内の㈱シノハラ園芸に勤務。釧路市観光大使。