総宗山弘照院 ばらと霊園

【2026年7月号掲載】

霊園・寺院
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《木造五重塔完成》落慶及柴燈護摩大法要7月4日(土)厳修

不可能を覆し北の大地に総檜木造「五重塔」建立

 1200年の伝統を誇る総本山醍醐寺の直轄寺院「弘照院ばらと霊園」の日本最北端・北海道初となる高さ33㍍、木曽産のヒノキのみを使用した、木造建築による「五重塔」が昨年10月完成した。

▲左から佐藤昂紀副住職、
佐藤嘉高代表役員、佐藤宗紀本部長

 当初、関係各所から風雪や凍害の厳しい北の大地に木造の塔を建立するのは不可能とされ、国からは鉄骨しか認可されず、その道のりは険しかった。
 道内の研究施設から風や雪のデータを得て、幾度も構造計算を繰り返し、伝統と最先端の建築技術の粋を集め、構想から約10年の歳月を経て道民を1000年見守る「五重塔」がついに建立された。

 7月4日は、だれでも参列することができる「落慶及柴燈護摩大法要」が開催される。
 また、「五重塔」の外観はいつでも自由に見学できるが、当日のみ内部を基壇回廊から拝観でき、以降は非公開となる。
 同院の佐藤嘉高代表役員住職は「木造は修理をすることで千年先まで耐えられるが、鉄骨は百年間も維持できない。百年、千年先まで北海道を見守り、道民の心を癒す塔です。いつか国宝になると信じています」と話す。