【2021年3月号掲載】

霊園・寺院
【住所】北海道石狩市生振587-1(茨戸公園より車で5分)
【TEL】 0133-64-1987
【FAX】 0133-64-3281

東寺務所
【住所】札幌市東区北45条東7丁目 ばらと北45条ビル
【TEL】 011-742-9119

中央寺務所
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【URL】http://www.baratoreien.com

弘照院ばらと霊園が札幌中心部に大寺院建設
総宗山弘照院 ばらと霊園 代表役員 佐藤 嘉高師

▲佐藤 嘉高師

ばらと霊園を運営する弘照院(佐藤嘉高代表役員)は1月12日、札幌市北区北26条西4丁目の市有地1273坪を一般競争入札で落札、取得した。落札価格は札幌の市有地では過去最高額の28億300万円となった。
財力は総本山醍醐寺(京都)をも凌ぐと言われる弘照院ばらと霊園。今回、この土地を落札した弘照院の佐藤嘉高代表役員に落札に至る想いや今後の展望を伺った。

札幌入札過去最高金額28億300万円で落札

▲落札した「札幌市営住宅跡地」


ばらと霊園地図

――落札した土地について教えてください。
この土地は、幌北団地5棟が建っていた札幌市営住宅跡地。用途地域は建ぺい率80%、容積率400%の商業地域ですが、都市機能誘導区域(地域交流拠点)のため、容積率は最大600%になります。最大の魅力は、西5丁目樽川通りに面していることで、視認性が大変良い希有な敷地です。
地下鉄南北線北24条駅から徒歩圏という超一等地。スーパーや医療機関のほか、区役所や区民センター、保健所、保育園など公共施設が近く、住環境に恵まれており、早くからどこが落札するのか大変話題となっていた土地です。
この土地を「弘照院北海道別院」として新たな宗教文化の発信の拠点にします。

令和の時代にふさわしい役割を担う大別院

▲左から佐藤昂紀副住職、佐藤嘉高代表役員、佐藤宗紀本部長

――今後どのような寺院にしたいとお考えですか。
寺院はもともと「寺小屋」といわれるように地域における福祉や文化、教育の拠点としての役割を担ってきましたが、寺は、子どもから高齢者らが気軽に集い、語り、遊び、学ぶ「ひろば」だと考えています。
地域社会や生活者から必要とされる寺でなければなりません。寺は永続性が強く求められるため、寺の建物は耐用年数が高く、しかも地震に強い設計が必要不可欠です。弘照院が計画する寺院は耐用年数300年以上で、強い地震にも耐えられる堅牢な構造です。
この寺院が災害震災時に、一番安全な住民の避難所となり、災害対策本部になると確信しています。
そして、旧態依然の寺ではなく、斬新な考えを持つ建築界の巨匠に頼み、令和の新しい時代に合う、〝札幌の顔〟となるような寺院にしたいと考えています。
また、私には長男の昂紀(高野山大学密教学科卒)と次男の宗紀(大正大学仏教学科卒)の法嗣が2人おり、長男は本院を継ぎ、次男は今回の別院の住職になることを考えております。

▲国内最大級の大仏殿「鳳凰五百羅漢堂」


▲総本殿三十三間堂

――別院の総工費と着工の時期を教えてください。
建築面積が7000坪を超える寺院のため土地代を含め、全額自己資金で約130億円を予定しています。
着工の時期は現在、霊園で進めている純木造伝統建築で総檜木造りの「五重塔」の落慶法要後、じっくりと検討し、取りかかりたいと考えています。
――落札では2番手の入札者とかなり額の差がありましたね。
私どもが入札前に検討した結果、マンションデベロッパーや大手流通業者が15億円から18億円位で入札してくるだろうと考えていました。
――そんな中、落札を決意した理由を教えてください。
新型コロナウイルスが猛威を振るい、国難とも言うべき状況です。東日本大震災以上かもしれません。特に札幌は感染者が多く全国でも感染率が高い都市になってしまいました。
今、どうしても感染を止めなければなりません。私どもが、高い価格で市有地を落札することで、少しでも感染対策費の足しになるのではと思い、寄与させて頂くのに絶好の機会だと考えたのです。
大災害時には、命を守るため、皆が心を一つにして、お互いができる限りの助け合いをしなければ、決して災害を乗り越えることができません。新型コロナウイルス感染の一日も早い収束を願ってやみません。
そして、高度な見識を持った優れた人材を育成するため、次代を担う僧侶育成学院の創設や海外布教の拠点づくりにも取り組んでいきます。

▲多くの人が参拝する「桜祭」

――落札した土地と同様「ばらと霊園」のスケールも大きいですね。
弘照院ばらと霊園は1980年、石狩市で佐藤隆宝大僧正が開山し、現在は境内地3万坪と墓所10万坪を有し、平坦な敷地は全国で最大です。園内には千年続く永代管理と供養を実証する「総本殿三十三間堂」、国内最大級の五百体の木仏羅漢尊を祀る「鳳凰五百羅漢堂」、四国八十八寺のご本尊を巨大な石仏で祀り、同様のご利益にあずかれる「北海道八十八ヶ所総霊場」などがある、真言宗醍醐派最大級の寺院です。
――樹木葬の「桜葬」が人気と聞いています。
近年では道内初となる永代供養付樹木墓地「八十八ヶ所桜葬」が大好評で、道内各地から申し込みが殺到。毎年桜満開時期に行われる「桜祭」には2000人以上が参拝する一大宗教行事となっています。
――コロナ禍で佐藤代表の底力を感じました。札幌のまちなみに合った大寺院が、札幌中心部に誕生することをとても楽しみにしています。本日はありがとうございました。