【2019年7月号掲載】

【住所】札幌市中央区南1条西14丁目291番地
【TEL】 011-231-8555
【URL】http://www.nmh.or.jp

救急病室に専属スタッフ配置で重症患者に超早期リハビリを実現

▲中井基之主任科長

PT43名、OT40名、ST7名、公認心理士1名、柔道整復師1名、リハビリ専属の助手5名、リハビリクラーク1名が、各科医師やリハビリテーション医の指示のもと、1日250〜300人の患者のリハビリに従事。

対象になる患者の6割が脳卒中で、パーキンソン病などの神経内科の病気が1割、脳腫瘍が1割、そのほか脊椎脊髄や運動器の疾患やてんかん重積、痙攣重積など。

同院では救急を受け入れていることから、急性期リハビリに力を注いでいる。SCU(脳卒中ケアユニット・3床×4室)やHCU(準集中治療室・14床×1室)の救急病室に専属のリハビリスタッフを配置。ここでは重症な患者が多く、緊急の検査や処置を優先するため、従来は十分なリハビリを行う時間がとれなかったが、専属のリハビリスタッフが常駐することで超早期のリハビリを可能ならしめている。

▲「デジタルミラー」・金魚すくいをしながらのバランス練習

「リスクを伴う患者さんが多いので、SCUで週2回の回診にリハビリスタッフが同席、HCUでは平日の朝に医師がリハビリの内容などを確認しています」と中井基之理学療法科主任科長。

一方、退院間近の患者や歩行が安定した患者には大通公園までの「屋外歩行」を実施。横断歩道を安全に渡れるかなど、退院後の日常生活の予備練習にも力を注いでいる。