社会医療法人医翔会 札幌白石記念病院

【2026年6月号掲載】

【住所】札幌市白石区本通8丁目南1番10号
【TEL】 011-863-5151
【URL】https://www.ssn-hp.jp/cms/

道内初、ピンポイントで狙う新心房細動治療、「電気」と「熱」の融合による次世代アブレーション

宮本 憲次郎院長代理・不整脈治療センター長
▲宮本 憲次郎院長代理・
不整脈治療センター長

 宮本憲次郎院長代理の専門は、不整脈治療。
 同院は、心房細動に対するカテーテル・アブレーション治療で、新しいエネルギーの「パルスフィールドアブレーション」(PFA)を24年11月に導入した。その特徴は、治療効果が従来治療と同等で周辺組織への障害可能性が著しく少なく、治療時間も短縮が期待できる。

 さらに同院では今年3月、最新の心房細動治療システム「アフェラシステム(メドトロニック)」を道内で初めて導入した。
 このシステムは、1本のカテーテルで心房内のマッピングから治療までを一貫して行い、パルスフィールド(電気)と高周波(熱)を使い分けられる革新的なデュアルエナジー治療である。

 PFAの課題だった「ピンポイント治療が難しい」、「再治療や細かな操作に制限がある」点を克服し、狙った部位に対して選択かつ精密な治療が可能だ。

「さらに肺静脈に限らず、上大静脈や左房後壁などへの対応も可能となり、治療の幅が大きく広がりました。部位に応じて周囲組織への影響を抑えるパルスフィールドと、確実な焼灼が可能な高周波を使い分けることで、より安全で確実な治療ができます」と宮本院長代理。

宮本 憲次郎院長代理・不整脈治療センター長(みやもと けんじろう)

札幌医科大学卒。手稲渓仁会病院(循環器科医長)、札幌心臓血管クリニック(副院長)を経て、2016年4月から札幌白石記念病院に勤務。21年4月に副院長・不整脈治療センター長に就任。24年4月に院長代理に就任。日本循環器学会認定循環器専門医、日本不整脈心電学会認定不整脈専門医、日本内科学会認定内科医。