【2021年5月号掲載】

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【TEL】 011-370‐1010
【URL】http://www.oginoganka.com

国内初「硝子体白内障手術装置」を導入 低侵襲で高度な医療を提供

荻野 哲男理事長・院長

▲荻野 哲男理事長・院長

荻野哲男院長が手がけた硝子体手術は3800例、白内障手術(硝子体同時含む)は1万3700例に及ぶ。数多くの治療実績を重ね、その豊富な経験と高い技術により、眼科疾患をトータルに診ることができる。また難治症例や合併症の治療にも対応、地元だけでなく札幌など各地から患者が訪れている。

侵襲が少ない極小の創(傷)で短時間の手術を実践しているのも同院の特徴。白内障手術では、国内最小切開創である1・8ミリの極小切開手術を実施。通常レンズや乱視矯正レンズのほか、多焦点眼内レンズの挿入にも対応、道内でトップクラスの執刀数だ。

網膜硝子体手術では、27ゲージ網膜硝子体手術装置を備えており、創口は0・4ミリ程度だ。そのほか、緑内障や眼瞼下垂、さかさまつげ、ものもらい、なみだ目、翼状片の日帰り手術にも対応。加齢黄斑変性や糖尿病網膜症に対するレーザー治療、硝子体注射、テノン嚢下注射なども実施している。

検査・治療機器も充実しており、今年1月にはボシュロム社の新型モデル「硝子体白内障手術装置」の国内1号機を導入した。これは硝子体手術や白内障手術時の眼圧をコンピューターで自動制御できるのが特徴で、超高速カッターとの併用で正確かつ短時間での手術が可能となる。

▲「硝子体白内障手術装置」

昨年2月には広範囲かつ深部までの眼底三次元画像を一度の撮影で取得できる最新鋭の「超広角OCT(光干渉断層計)」を道内で初めて、全国でも2番目に導入した。これは1回の撮影で約80度の広範囲の撮影ができ、病変を見落とすリスクが大幅に減少、より信頼性の高い検査が実現した。情報処理のスピードも速く、患者の待ち時間の解消にもつながっている。

18年12月には、高解像度で網膜内の状態が手術中リアルタイムで確認できる術中OCT付顕微鏡「EnFocus」を道内初、全国で3番目に導入した。

そのほか、硝子体白内障手術装置「ステラリスPC」は、眼底内を120度の広い視野(通常は30度)で見ることができるシステム「BIOM」と併用することで、難治症例もより短時間かつ安全に手術することができる。

また最新のレーザー「Vision One」は、優れたレーザーモードと安定した出力を高いレベルで両立、治療時の痛みが少なく、治療時間はわずか2〜3分。糖尿病網膜症や眼底出血、網膜裂孔、網膜剥離、加齢黄斑変性などの治療に活用している。

さらに超広角走査レーザー検眼鏡は、画角200度、眼底の80%以上の領域を無散瞳かつ非接触で撮影することができ、短時間かつ低侵襲の診断で網膜疾患の早期発見ができる。加えて、硝子体白内障手術機器「コンステレーションビジョンシステム」も導入、前述のステラリスPCとの併用で、症例に応じた効率のよい手術を目指している。

「眼科疾患は生活の質(QOL)に大きく影響します。今までの経験を活かした高度な医療を、患者さんが治療を受けたいと感じた時に可能なかぎり早く提供していきたい」(荻野院長)

北広島おぎの眼科手術

▲硝子体手術など多数の手術実績を持つ

荻野 哲男理事長・院長(おぎの てつお)
札幌医科大学卒。同大学大学院修。アメリカ・インディアナ大学医学部客員研究員、札幌医科大学眼科教室、市立札幌病院、札幌医科大学非常勤講師などを経て、12年7月北広島おぎの眼科開院。医学博士。日本眼科学会専門医、PDT認定医、A型ボツリヌス毒素製剤治療認定医。著書多数。