医療法人 札幌乳腺外科クリニック

【2022年3月号掲載】

【住所】札幌市中央区北6条西19丁目22‐6
【TEL】 011-640-2626

高精度の「乳房温存手術」や乳頭を切除しない「乳房再建手術」

岡崎 稔理事長
▲岡崎 稔理事長

乳がんの年間手術数は昨年346例で道内トップクラス。1日平均100人程を診療している。

岡崎理事長は札幌市の乳がん検診従事者講習会の座長を務め、同院でも乳がん検診を実施。マンモグラフィとエコーを併用した検査で、エコーについては無料で実施。
「高濃度乳房の場合、マンモグラフィでは診断がつかないため、エコーを併用している」と岡崎理事長。

乳がんの手術では、乳房を残す「乳房温存手術」を実施。MRIで詳細に腫瘍部位を把握、術前マッピング(設計図)を作成してあらかじめ切除範囲を特定することで、正確かつ安全な低侵襲手術を実践している。MRI検査は腹ばいの状態で行うのが一般的だが、同院では仰向けの状態で行うので圧迫感がなく撮影範囲のズレもない。

札幌乳腺外科クリニック

また立体的な3D画像(MIP画像)で腫瘍部位を特定。腫瘍が乳頭内乳管に及ぶ場合でも乳頭を切除しない「乳頭内乳管切除術」が可能だ。「症例によっては局所麻酔による日帰り手術も可能」(岡崎理事長)

腫瘍の広がりが広範囲の場合には「乳腺全摘」を行い、形成外科医の協力体制のもと、組織拡張器を挿入して整容性を保つ「乳房再建手術」を昨年は32例実施し、今後増加が見込まれる。

岡崎 稔理事長(おかざき みのる)

札幌医科大学卒。豊富町国保病院、札幌医科大学第一外科講師を経て、1998年4月に開業。日本乳癌学会乳腺専門医・指導医、日本外科学会外科専門医、日本臨床外科学会特別会員、日本乳癌検診学会名誉会員。