医療法人 札幌乳腺外科クリニック

【2023年3月号掲載】

【住所】札幌市中央区北6条西19丁目22‐6
【TEL】 011-640-2626

MRIで「術前マッピング」作成 局所麻酔による日帰り手術も可能

岡崎 稔理事長
▲岡崎 稔理事長

乳がんの年間手術数は、昨年327例で道内トップクラス。
岡崎理事長は札幌市の乳がん検診従事者講習会の座長を務め、同院でも乳がん検診を実施。マンモグラフィとエコーを併用した検査で、エコーについては無料で実施。「マンモグラフィは、しこりがない0期のがん(微細石灰化)の発見に有効です。また乳がん検診で見つかるがんの3分の1はエコーによるものです」と岡崎理事長。

薬物療法では、近年新薬(分子標的薬)が出ており、患者の病態に合った薬剤を使うことでがんの再発率が下がる傾向にあるという。乳がんの手術では、MRIでがんの広がりの有無を正確に把握し、術前マッピング(設計図)を作成して手術の方法を決めている。

札幌乳腺外科クリニック

MRI検査は腹ばいの状態で行うのが一般的だが、同院では仰向けの状態で行うので圧迫感がなく撮影範囲のズレもない。早期のがんは、局所麻酔による日帰り手術が可能。がんに広がりがある場合には、入院(1週間程度)で、乳房を残す「乳房温存手術」を行っている。

腫瘍の広がりが広範囲の場合には「乳腺全摘」を行い、形成外科医の協力体制のもと、組織拡張器を挿入して整容性を保つ「乳房再建手術」を昨年は32例実施した。

岡崎 稔理事長(おかざき みのる)

札幌医科大学卒。豊富町国保病院、札幌医科大学第一外科講師を経て、1998年4月に開業。日本乳癌学会乳腺専門医・指導医、日本外科学会外科専門医、日本臨床外科学会特別会員、日本乳癌検診学会名誉会員。