社会医療法人孝仁会 札幌孝仁会記念病院

【2023年10月号掲載】

【住所】札幌市西区宮の沢2条1丁目16‐1
【TEL】 011-665-0020
【URL】https://sap-kojk.jp/

質の高い急性期治療と専門医による万全の医療サポート

入江伸介院長
▲入江 伸介院長・
福島孝徳脳腫瘍・頭蓋底センター長

 札幌孝仁会記念病院(旧北海道大野記念病院)の脳神経外科は、脳卒中に関して質の高い急性期医療を24時間365日提供することで、地域の救急医療に貢献。後遺症の軽減や早期社会復帰を目指す。

 一方、脳腫瘍では手術や化学療法、最先端の放射線治療を用いた高度な集学的治療を行い、一施設で治療を完結することができ、患者の生活の質(QOL)を高めながら治療可能な医療を提供している。

「福島孝徳脳腫瘍・頭蓋底センター」では〝神の手〟で全国的に知られる福島孝徳医師や、福島医師から指導を受けた入江伸介院長による難易度の高い鍵穴手術を実施。

「脳卒中センター」は、一次脳卒中センター(PSC)の認定を受け、「脳血管内治療センター」では、カテーテルを用いた低侵襲治療を行い、日本脳神経血管内治療学会指導医の片岡丈人医師を中心とするチームが24時間365日体制で治療。脳卒中センターと連携し、血栓回収療法やt‐PA治療、コイル塞栓術、外科手術など脳卒中のあらゆる対応が可能だ。

 脳卒中の予防のために、〝脳の健康診断〟と言える脳ドックを推進。特に未破裂脳動脈瘤では鍵穴手技を用いた低侵襲手術を行い、くも膜下出血の予防に注力している。

入江 伸介院長・福島孝徳脳腫瘍・頭蓋底センター長(いりえ しんすけ)

札幌医科大学卒。札幌医科大学臨床教授、徳島大学医学部臨床教授。札幌医科大学脳神経外科非常勤講師。日本脳神経外科学会指導医、日本脳神経血管内治療学会専門医、日本脳卒中学会専門医等。