愛おおぐろ眼科

【2025年7月号掲載】

【住所】札幌市中央区大通西17丁目1‐27 札幌メディケアセンタービル桂和3F
【TEL】 011-642-1096

開院 10年、札幌医大名誉教授を副院長に迎え、大学レベルの眼科診療を提供

▲大黒 幾代院長

 今年4月に開院10年を迎えた。
 大黒幾代院長や花井香織副院長に加え、新たに札幌医大で白内障、緑内障、網膜硝子体疾患の豊富な治療実績を持つ大黒浩札幌医大名誉教授を副院長に迎えた。

 開院当初は、緑内障の薬物治療と緑内障レーザー手術を中心に診療。その後、緑内障に併発する白内障や網膜硝子体疾患の総合的な診療の必要性を感じ、札幌医大と長年にわたり連携してきた。「札幌医大病院は全道からの患者の紹介が多く、紹介しても受診や治療に時間がかかるため、大学病院以外の連携の必要性も感じていた」と大黒院長。従前から実施する緑内障レーザー手術、日帰り白内障手術に加えて、新たに近隣のNTT札幌病院、中村記念病院と連携して、入院が必要な白内障手術、緑内障手術や網膜硝子体手術などにも対応し、大学レベルの高い診療を目指す。

愛おおぐろ眼科

 札幌医大の臨床試験で緑内障の進行抑制の有効性が認められた「カシスアントシアニン」や加齢で減少する黄斑の色素を補う「ルテイン」のサプリメントにも注力。

 また「国内で新発売された近視進行抑制治療(保険適応外)もいち早く導入して国民病と言われる近視の抑制にも力を注ぎたい」(大黒院長)

大黒 幾代氏(おおぐろ いくよ)

札幌医科大学卒。苫小牧市立病院、米国イリノイ大学シカゴ校留学、弘前大学医学部眼科講師、札幌医科大学非常勤講師などを経て、2015年4月に開業。01年9月に日本緑内障学会賞(須田賞)受賞。日本眼科学会専門医。医学博士。