愛おおぐろ眼科

【2024年5月号掲載】

【住所】札幌市中央区大通西17丁目1‐27 札幌メディケアセンタービル桂和3F
【TEL】 011-642-1096

札医大連携の緑内障レーザー手術、白内障の日帰り手術にも対応

▲大黒 幾代院長

 札幌医大の近隣にあり、同大と密接な連携で、緑内障の薬物治療および最新のレーザー治療を実施。大黒幾代院長は、全国に先駆けて眼科用レーザー光凝固装置を導入、侵襲の少ない特殊な緑内障レーザー手術を行う。手術は日帰りででき、術後の合併症もない。

「緑内障の点眼治療は、長期にわたり継続する必要があります。治療していく中で、点眼薬に対するアレルギー反応や点眼薬に含まれる防腐剤による角膜障害などで治療の中断を余儀なくされることもあります。このような場合、点眼薬を変更したり、防腐剤フリーの点眼薬や配合点眼薬を使用するなど、患者さんが治療を継続できるようにきめ細かく対応しています」と大黒院長。

 さらに同院では札幌医大の臨床試験で緑内障の進行抑制の有用性が認められたサプリメント「カシスアントシアニン」を揃えている。また加齢で減少する黄斑にある色素を補うサプリメント「ルテイン」も扱っている。

愛おおぐろ眼科

 そのほか白内障の日帰り手術を実施。緑内障を併発している場合、視野が悪く術後の通院に支障が出るため、その場合には札幌医大と連携をとり、入院による白内障手術を行っている。

大黒 幾代院長(おおぐろ いくよ)

札幌医科大学卒。苫小牧市立病院、米国イリノイ大学シカゴ校留学、弘前大学医学部眼科講師、札幌医科大学非常勤講師などを経て、2015年4月に開業。01年9月に日本緑内障学会賞(須田賞)受賞。日本眼科学会専門医。医学博士。