【2020年5月号掲載】

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近年の網膜治療の進歩で治らなかった疾患に光明が…

藤田 南都也院長

▲藤田 南都也院長

ふじた眼科クリニックは、今年7月で開院20年を迎える。

「近年、網膜治療の進歩が著しく、従来はあきらめていた加齢黄斑変性症や重症糖尿病ならびに網膜静脈閉鎖症による網膜浮腫にも、画期的な新治療法が、いまやスタンダードになりつつあります」と藤田南都也院長。

加齢黄斑変性症で最近普及している抗VEGF(血管新生因子)療法とは、網膜に直接薬液を投与するという画期的な治療法だ。中年以降でものが歪んで見えたり、見たいところだけがぼやけて見えづらくなったり霞んだりする場合、この病気を疑う必要がある。

また糖尿病でどうしても血糖値が下がらない場合など、眼球内に出血が広がり、いきなり見えにくくなることもある。さらに高血圧などを放置すると網膜の血管が詰まり、視界の一部が欠けてしまうこともある。

これらの際に網膜に水が溜まる現象を網膜浮腫といい、これを治療するのが抗VEGF療法で、安全性が高く、しかも保険適用である。

「当院もこの治療で高い成績を収めてきました。診断にはOCT(網膜断層撮影装置)が大変有効です。まずは診察を受けて、相談してみてください」(藤田院長)

藤田 南都也院長(ふじた なつや)
1988年浜松医科大学卒。東京医科歯科大学眼科学教室、東京大学眼科助手等を経て、2001年7月ふじた眼科クリニック開院。日本眼科学会認定眼科専門医。日本眼科手術学会会員。札幌市医師会白石区支部総務部長を務める。