【2021年6月号掲載】

【住所】江別市萌えぎ野西29番地15
【TEL】 0120-13-5059
【URL】http://shogun.bz/

将軍ジャパン創業から4半世紀
ホールディングス専務に32歳窪田直樹氏 賃貸マンションなど不動産事業の強化へ

▲「初心を忘れず、心を引き締めて努力していく」と窪田直樹氏

ヘアカット専門店「クイックカットBB」を主軸に、理美容、不動産、中古車販売、飲食、広告と多角的な事業を全国展開する将軍ジャパンはこの2月、創業から4半世紀の「満25年」の節目を迎えた。3月に窪田直樹常務(32)が将軍ジャパンホールディングス専務に就任した。

▲丹波孝司社長

将軍ジャパンは、創業者で会長兼CEO、将軍ジャパンホールディングス社長の杉本好法氏が1996年2月に㈲将軍を創立したのが始まり。2年後に現社名に組織変更して、現在に至っている。

成長の原動力となったのは「発想の転換と合理化」の経営方針だ。今でこそ珍しくなくなった低価格理美容店のチェーン展開を道内で先鞭つけたのが杉本氏。閉鎖的とされた業界に風穴を開けたのは、同氏のバイタリティがあってこそ。

加速する新規事業経営の柱が複数に

▲ロードヒーティング屋根付き車庫を世帯分備えた
〝ジュニアタウン〟

2014年に不動産事業部を設立するまでは理美容や飲食、ネイルサロン、まつ毛エクステを軸とし、それ以降は新規事業展開の加速度が増している。不動産のほか、広告(第一広告)、中古車販売(カーセブン)と経営の柱が次々と立ち上がり、同社の大きな強みとなっている。

ホールディングス専務に就いた窪田氏は江別市出身。大学卒業後すぐに入社した〝生え抜き〟だ。「クイックカットBB」のフランチャイズ事業では東海エリアの開拓などで実績をつくり、FCオーナーや出店場所となるショッピングセンターの担当者から厚い信頼が寄せられている。

今後、窪田氏の大きなミッションとなるのが不動産事業の強化だ。本社を置く江別市萌えぎ野地区ではここ数年、毎年のように新規賃貸マンションを建設し、転入者増による地域の活性化に大きく貢献してきた。「SJPザ・クラス」シリーズなど全118室で入居率は100%を誇り、入居希望者は「空室待ち」の状況である。

「賃貸物件は全てホールディングスで管理しているため、私を含め複数人が宅地建物取引士の資格を取得しています。土地の仕入れは市内中心部にも目を向け、積極的に投資していきたい」

不動産事業部では、札幌市厚別区でピタットハウス新札幌店も運営している。大規模再開発が進む新札幌ゾーンは今後ますます不動産市場が拡大するとみられ、ネット上の口コミ評価が高い同店の役割は必ず大きくなるだろう。

カーセブン新札幌店 3月にリニューアル

ところで、同社が18年から展開する中古車販売事業「カーセブン」の運営だが、「江別文京台店」に続いて昨年4月にオープンした「インポート新札幌店」は3月1日に「新札幌店」にリニューアルを行い、買い取り・販売に力を入れている。出店当時は輸入車専門に特化した店づくりが話題を呼んだが、幅広いニーズに対応するために迷うことなく路線を転換する機動力も同社ならでは。輸入車のほか、高年式・低走行の国産車も多数揃え、軽自動車も販売している。

「2店のカラーが少しずつ見えてきました。文京台店は地域に根差し、新札幌店は来店せずにオンラインでお買い求めになる道外の方が増えています。どちらの店もレンタカー事業を行っています」(丹波孝司社長)

一方、主力である「クイックカットBB」の全国展開も全く衰えていない。今年は4ヵ月間で山口、愛知、群馬、北海道、埼玉の5エリアで新規出店を果たした。このほか、ヘアカット&スタイリング専門店「カットバリュープラス」、安心価格の「カットバリュー」は予約システムを導入したことで「待ち時間がない」と好評。出店をさらに増やしていく考えだ。

全国205店舗を展開。国内の理美容の売上高伸び率ランキング(日経MJ調べ)で2年連続8位となっているのも、グループ一丸となって理念追求に向け邁進しているからにほかならない。