【2021年1月号掲載】

【住所】法人本部/函館市桔梗1丁目14-1
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高齢者居住系が全体で900床 近い将来に新施設の建設構想も

▲複数の形態の施設が同じ地域に集積しているのも強みだ(住吉町)

宅地開発が進む函館市北部の桔梗でユニット型介護医療院「喜郷」、立待岬に近い南部の住吉町で高齢者介護 医療・生活支援型総合施設「寛ぎの翔輝はこだて」、周辺環境の異なった南北でそれぞれ大型の高齢者居住系施設を展開する医療法人社団向仁会。拡大路線を牽引してきた阿部智哉氏は理事長在任21年目を迎え、「ビジネスとまた違った分野で社会貢献を果たしていきたい」と意欲をみせる。

▲阿部智哉理事長

少子高齢化社会はこの先さらに進む。阿部理事長は介護業界の10年先の近未来像をこう語る。

「人々が生活を営む上で重きを置くカテゴリーに順番をつけると『介護』は4番目。1番は『娯楽』、次に『教育』で3番目が『健康』。順序の付け方にはいろいろな考え方がありますが、この4つが絡み合うことは間違いない。介護業界では雇用体系の変化や、食事の提供の仕方も大きく変わってくるでしょう。例えば調理人を不要とするチルド食品などのニーズが高まってくると思う。AIやⅠoTの活用もかなり進む。常に先を見据えて環境の変化に対応していきます」

介護医療院や住宅型有料老人ホーム、サ高住、グループホームなどベッド数の合計はグループの㈱サポートライフと合わせて約900。近い将来に桔梗の介護医療院に隣接して新たな施設建設を視野に入れている。「自分の中では必須」と語り、「幹部社員が育ち、外国人の特定技能人材が揃う頃合いを見計らって開業にこぎつけたい」と意欲十分だ。

▲法人本部を置く函館市桔梗の介護医療院「喜郷」「喜郷Ⅱ」

2021年に還暦を迎える。健康維持の秘訣は「適度な運動とあまり食べないこと」と言う。

「毎日の屈伸運動、週1回の水泳、休日に膝を思いきり上げてダッシュ。床に座った状態で前かがみになって顔を全部つけられるほど柔軟。プチ断食も時々。睡眠時間以外に16時間くらい食事をとらない。そうすることで体の代謝が良くなると思っています」

社会福祉士、精神保健福祉士。「自分の経験識をビジネスとまた違ったことで生かす。社会貢献のお手伝いができればと最近、考えるようになりました」