藤女子中学校・高等学校

【2026年9月号掲載】

【住所】札幌市北区北16条西2丁目
【TEL】 011-707-5001
【URL】https://www.fuji-gjshs.jp/

〝次世代型学校祭〟で始まる「生徒が主体」2世紀目の新たな学び

フジフェス
▲準備期間は10ヵ月にも及んだ「フジフェス」

 カトリック精神に基づく〝心の教育〟を実践し続ける「藤女子中学校・高等学校」。

 思考力や協調性を育む『65分授業』や、「数学」「英語」「英会話」をレベルに合わせて授業を選択できる『A・M・S』に加え、創立100周年を迎えた昨年からは、「高校3ヵ年コース」を新設。さらに、同校に在籍しながらオンラインでアメリカの高校課程を履修し、日本とアメリカ両国の高校卒業資格を同時に取得できる『DDP(デュアル・ディプロマ・プログラム)』も導入した。本道初の取り組みで、国際的な視野と実践的な英語力を養うことが可能となり、修了生は世界40大学への入学が保証されている。新たな学びの選択肢として、生徒はもとより、保護者からも高い関心を集めている。

 国際教育にも注力し、海外研修やイギリス留学、アイルランドの姉妹校提携などを通じて国際感覚を育成。国際舞台で活躍する専門家などによる講演会やワークショップも行うほか、近く新たな海外大学との協定締結も予定され、生徒の可能性はさらに広がる。

 また、今年から〝2世紀目の教育〟をスタート。その第1弾となったのは、〝次世代型学校祭〟「フジフェス」の開催だ。
「アクティブ×農・企業賛同プロジェクト」をテーマに、コンセプトづくりから企業との交渉、会場設営までを生徒が主体となって運営。学校祭を〝お祭り〟という視点だけでなく、〝社会とつながる実践の場〟へと進化させ、2500人を超える来場者を集めた。

 現在では生徒が話し合いを重ねながら校則の見直しも進めるなど、生徒主体による新たな学校文化、伝統が育まれている。

変化を恐れず新たな教育に挑戦

石川 直美校長
藤女子中学校・高等学校
石川 直美校長

 時代の変化へ柔軟に対応し続けることが私学の使命です。情報技術の発展で暮らしは便利になりましたが、子どもたちが幸せな人生を歩むために必要な力は何かを追求することが、教育の役割であり、伝統を大切にしながら、変化を恐れず新たな教育に挑戦する──。この姿勢こそが私学の強みです。
 本校は現在、「2世紀目の教育」を歩み始めています。今年のキャッチコピーは『女の子はもっと強くて、もっと面白い』。生徒が自ら考え、挑戦する姿に、その言葉が日々の学びの中で確かに息づいていることを実感しています。