医療法人社団あさひ会

【2026年1月号掲載】

【住所】釧路市昭和南3丁目9番5号
【TEL】 0154-55-4112
【URL】https://www.asanohifuka.or.jp/ (あさの皮フ科クリニック)
    http://www.kibohnoie.com/ (グループホーム・きぼうの家)

阿寒湖の世界遺産登録運動を応援「マリモでくしろを盛り上げ隊」

浅野 一弘氏
▲浅野 一弘理事長

 医療法人あさひ会理事長の浅野一弘氏は「マリモでくしろを盛り上げ隊」(略称・マリモの会)を立ち上げ、啓蒙活動を通じて阿寒湖の世界遺産登録運動を応援している。

 この会は釧路市内の医師らが中心となって2012年のマリモの日(3月29日)に設立。会長は浅野氏で、副会長には杉元内科医院院長の杉元重治氏、事務局長にはあさのめ耳鼻咽喉科クリニック院長の浅野目充氏が就任している。

 毎年マリモの日に行われる例会では、マリモ博士で全国的に知られる若菜勇氏の講演も行われている。

▲25年11月2日に行われた阿寒湖畔の清掃活動

 マリモの会では、阿寒湖湖畔を清掃する「愛はマリモを救うゴミひろい」を開催、マリモの環境保全に力を入れている。25年11月2日には、マリモの群生地だったシュリコマベツ湾付近でマリモの会の会員約20人が空き瓶などのゴミ拾いを行った。

 浅野会長が考案した「マリモハイボール」は、マリモの形をしたゼリーをグラスの底に沈め、マスカット味のシロップを加えたアルコール飲料で、釧路市内の飲食店22店舗で扱われ、各種イベントの会場でも提供されている。

▲くしろ健康まつりで披露された「トーカリップ体操」

 また地元フォークデュオで釧路観光大使を務める「ヒートボイス」が作詞作曲したマリモの会のテーマソング『トーカリップ』やこの曲に合わせて体を動かす『トーカリップ体操』、そして『トーカリップ音頭』は釧路のご当地体操や音頭として定着、釧路のイベントである「マリモナイト」(7月)や「くしろ健康まつり」(10月)などで披露されている。「体操は介護予防や健康増進のために、音頭については市民が楽しめる盆踊りとしてこれからも普及させていきたい」と浅野会長。

「マリモナイト」はマリモの会が主催し、コロナ禍で開催を休止していたが23年に復活、25年は7月12日に釧路厳島神社の境内でヒートボイスのライブや餅まきなどが行われた。

▲『わたしはマリモ』英語版

 一方、マリモの会がマリモの生態などを紹介した絵本『わたしはマリモ』が18年に刊行され、19年にはその英語版を出版。さらに釧路市と台湾の交流により、台湾の動物園がその台湾版を出版した。

 浅野会長は「マリモの不思議な生態を学ぶことで、海外の子どもたちにも自然や命の大切さを知ってもらいたい。マリモの会の活動が多方面に波及して阿寒湖の世界遺産登録が実現できれば」と話す。