株式会社アークス
【2026年6月号掲載】
【住所】札幌市中央区南13条西11丁目2番32号
【TEL】 011‐530‐1000
【URL】http://www.arcs-g.co.jp/
〝納得価格〟と成長戦略で明るく、楽しく、前むきに、設立30周年に売上高1兆円へ

㈱アークスは〝八ヶ岳連峰経営〟を基軸にした堅実経営で、北海道、東北、北関東地方で374店舗(2026年2月末時点)のスーパーなどを展開している。
昨今の先行き不透明な国際情勢や経済環境の中で、同社グループは昨年11月、成長投資計画およびキャッシュアロケーションを柱とした成長戦略を策定し、「アークス統合報告書2025」を公表した。
設立30周年となる2033年2月期に「連結売上高1兆円以上、ROE8・0%以上」を掲げ、この成長戦略を推進している。
一方、新たな取り組みとして、グループの㈱ユニバースと㈱ベルジョイスが共同で27年2月期第2四半期に「アークス盛岡グローサリーセンター(仮称)」を開設し、物流の効率化を図る計画だ。
店舗展開では、年間で4店舗の新規出店(移転新築含む)を計画しており、同社グループの中核業態である「スーパーアークス」への業態転換を中心に20店舗の改装を予定。状況に応じて積極的な店舗の改装を進めていく。
また、「地域のライフラインとして価値ある商品・サービスを低価格で提供し、豊かな暮らしに貢献します。」が同グループの理念。味や鮮度、価格のバランスを重視しながら、生産者をはじめ、取引先や消費者それぞれが納得する、いわゆる〝納得価格〟で商品を提供している。
例えば、節約志向に対応したCGCブランド「ショッパーズプライス」や「断然お得」商品に加え、「さかなやの寿司」や「肉バルレストラン」などの美味しさにこだわった生鮮惣菜を強化するとともに、価格の高騰が続いていた米については、地元産米の取り扱いをグループ各社で拡充。値頃感のある価格で消費者に提供している。
また、ネットスーパー事業も強化。新たな取り組みとして、「アークスアプリ」上で会員申し込みを完結させる機能のほか、26年2月、アプリ上でクレジットカードや銀行口座からのオンラインチャージ機能の提供を開始。その結果、「アークスアプリ」会員数は導入1年5ヵ月で37万人、「RARAカード」総会員数は347万人になった。
これらの取り組みが奏功し、26年2月期決算(25年3月1日~26年2月28日)は、売上高が6269億5700万円(前期比3・1%増)、営業利益は176億3200万円(前期比10・6%増)、経常利益は191億6100万円(前期比9・2%増)、純利益は124憶4500万円(前期比12・5%)で過去最高の売上高を更新した。
今後も「〝新インフレ〟を凌ぎ、新たに参入した企業とも共に進み、新納得価格で、明るく楽しく前むきに邁進していく」という横山清㈱アークス会長・CEOが掲げた「年頭所感」のもと、〝消費者目線〟を忘れず、グループ一丸となって取り組んでいく。



