株式会社ダイイチ
【2024年6月号掲載】
【住所】帯広市西20条南1丁目14番地47
【TEL】 0155-38-3456
【URL】https://www.daiichi-d.co.jp/
ヨーカドー「帯広店」&「アリオ札幌店」食品部門継承、「千歳店」が年内オープン
札幌市内の「ココノススキノ」にダイイチ「すすきの店」が昨年11月にオープン。今年2月に発表されたヨーカドーの北海道からの撤退により、ヨーカドーの「帯広店」と「アリオ札幌店」を引き継ぐことで、話題を呼んだ。
「ヨーカドーは、帯広店が道内1号店で49年の歴史がある。当社も帯広で創業して66年になり、地域に根ざしてきた。社会的なニーズに応えるために引き継ぐことを決めた」と若園清社長。従業員の雇用についても最大限努力していく考えだ。札幌アリオ店の方も食品部門を速やかに引き継ぐ方針だという。
一方、「すすきの店」については、「すすきのは飲食街が多く、インバウンドの方も多いバラエティに富んだエリアで、単身者の比率が高い。これまで経験したことがない商圏への挑戦になるが、食品SMの需要があるのは確かで、お客様から教えをいただきながら進化させていきたい」(若園社長)
そのほか、ダイイチ「千歳店」が年内にオープンする。場所は千歳市北信濃の大型商業施設。ダイイチのほか、DCMやケーズデンキ、サツドラなどが出店し、大型のオープンモール型の核店舗の1つとして出店する。店舗の規模は、ダイイチの標準店舗より大型になる。
「千歳市はラピダスの半導体事業という国家的なプロジェクトが進み、大きな発展が見込まれる。こちらも新たな挑戦になるが、ぜひ成功させたい」(若園社長)