医療法人脳神経研究センター 新さっぽろ脳神経外科病院

【2025年4月号掲載】

【住所】札幌市厚別区厚別中央1条6丁目2番10号
【TEL】(011)891‐2500
【URL】https://www.snh.or.jp/

脳ドックを1988年に全国で初めて開始、超急性期脳卒中や認知症の診療も充実

大瀧 雅文理事・院長
▲大瀧 雅文理事・院長

 急性期医療と予防医学を中心とした質の高い診療を実施し、地域医療に貢献している。

 緊急性が高い脳卒中などに対し、迅速な検査・診断・治療を行うためERセンターを設置、専門医と多職種スタッフが連携し、万全の救急医療体制を整えている。

 特に日本人の死因の上位を占め、後遺症による要介護の主因となる脳卒中と、超高齢社会を背景に増加の一途をたどる認知症の早期発見と予防に有効な「脳ドック」を、1988年の開院と同時に全国で初めて開始、症状のないうちに兆候を見つけ、早期治療が可能。

 画像診断設備はMRI(3・0テスラ1台と1・5テスラ2台)など高性能機器を導入。手術設備を充実させ、アンギオ室では超急性期脳卒中の血管内治療も実施している。

新さっぽろ脳神経外科病院

 経験豊富な専門医が揃い、初期の診察から脳卒中の救急医療、各種難病や精神疾患の診療、回復期、退院後の訪問リハビリテーションまで、専門性の高い医療の提供と社会復帰へのサポート体制を整備。

 また認知症については、近年検査や治療の選択肢が広がり、症状に応じた適切な対応を行っている。
〝思い当たることがある〟、〝不安だ〟という方の認知症診療の充実を図っている。

大瀧 雅文理事・院長(おおたき まさふみ)

札幌医科大学卒。同大学講師、臨床教授、帯広厚生病院院長、同病院名誉院長を経て現職。日本脳卒中学会認定脳卒中専門医。