【2020年8月号掲載】

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血管内治療と不整脈・心不全に注力 下肢壊疽にはVAC療法も併用

▲尾﨑 威文副院長

尾﨑副院長の専門は、動脈硬化予防と狭心症・下肢動脈疾患など血管内治療だが、心臓リハビリにも力を入れている。心臓リハビリの効果は血管内治療にも勝るとされ、専属の理学療法士が、病態に応じて、運動療法、CPX(心肺負荷試験)などを行い、自宅でも行えるように丁寧に指導する。

札幌市の循環器呼吸器二次救急にも参画。心不全チームを立ち上げて、塩分摂取量など細かくチェックして指導に生かしている。さらに不整脈アブレーション治療も毎週実施しており、年間60例程度。

「心房細動は、高齢化とともに増加しており、心不全や脳梗塞の大きな原因となっており、それを根治させることは、日常生活のレベルを上げるだけでなく、長期予後へのメリットも非常に大きく、今後も積極的に治療していきたい」と尾﨑副院長。

足の血管が詰まって壊疽を起こすような疾患のカテーテル治療も積極的に行っており、難治性創傷には、陰圧密閉で治癒促進を図る「VAC療法」なども併用しており、〝足を守ることは命を守る〟を信念に治療に取り組んでいる。

「今後も清田区唯一の心血管センターとしての役割を全うしていきたい」(尾﨑副院長)

尾﨑 威文副院長(おざき たけふみ)
北海道大学医学部卒。北海道大学病院、市立札幌病院救急救命センター、千歳市立病院(救急室長)を経て、2010年3月から同院に勤務。日本循環器学会専門医、心血管カテーテル治療学会認定医。医学博士。