【2020年3月号掲載】

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高精度の「乳房温存手術」や乳頭を切除しない「乳房再建手術」

岡崎 稔理事長

▲岡崎 稔理事長

乳がんの年間手術数は昨年401例で道内1位を誇る。1日平均120人を診療し、乳がんはもとより、乳腺症や線維腺腫、化膿性乳腺炎などの患者が訪れる。

岡崎稔理事長は札幌市の乳がん検診従事者講習会の座長を務め、同院でも乳がん検診を実施。マンモグラフィとエコーを併用した検査で、エコーについては無料で実施している。

「高濃度乳房の患者さんはマンモグラフィでは診断がつかないため、エコーを併用しています」と岡崎理事長。

乳がんの手術では、乳房を残す「乳房温存手術」を実施。MRIで詳細に腫瘍部位を把握、術前マッピング(設計図)を作成してあらかじめ切除範囲を特定することで、正確かつ安全な低侵襲手術を実践している。具体的には仰向けの状態でMRI検査を行い、立体的な3D画像(MIP画像)で腫瘍部位を特定。腫瘍が乳頭内乳管に及ぶ場合でも乳頭を切除しない「乳頭内乳管切除術」が可能だ。「症例によっては局所麻酔による日帰り手術も可能」(岡崎理事長)

腫瘍の広がりが広範囲の場合には「乳腺全摘」を行い、組織拡張器を挿入する「乳房再建手術」を昨年は52例実施している。

岡崎 稔理事長(おかざき みのる)
札幌医科大学卒。豊富町国保病院、札幌医科大学第一外科講師を経て、1998年4月に開業。日本乳癌学会乳腺専門医・指導医、日本外科学会外科専門医、日本臨床外科学会特別会員、日本乳癌検診学会名誉会員。