【2019年9月号掲載】

【住所】札幌市北区北40条西4丁目1番1号 ASABULAND1F
【TEL】 011-374-7667
【URL】https://asabu-heart.com

心エコー検査や心肺運動負荷検査で隠れ心不全を早期発見

▲福島 新院長

今年4月に開院。福島院長の専門は心不全と心臓リハビリ。

心不全の段階は、①高血圧や糖尿病などの生活習慣病、②心肥大など器質的な心臓の変化があるが症状はない(隠れ心不全)、③息切れやむくみなどの症状がある、④治療に反応しない─の4つのステージがある。同院では心エコーの検査技師が常駐し、心肺運動負荷検査の活用で、隠れ心不全(②のステージ)での早期発見と治療に努めている。北大の健診で精密検査の依頼も多いという。

「隠れ心不全は心不全全体の6〜7割を占める。その早期発見・治療を念頭に置きながら生活習慣病の管理に努めたい」と福島院長。

一方、心臓リハビリでは、骨格筋が萎縮すると交換神経活性が亢進し不整脈のリスクが高まるため、骨格筋の維持が重要になる。同院では24時間心電図で不整脈の有無や超音波検査で心臓の機能をチェック。診療所では珍しい「呼気ガス分析機器付心肺運動負荷検査」を導入し、心臓に負担をかけずに骨格筋を維持する運動を行う。

また心不全は進行性の病気のため、自己管理が必要だ。自宅で血圧や塩分量をチェックできる「心不全アプリ」や「高血圧アプリ」を導入、診療に役立てている。

福島 新院長(ふくしま あらた)
北海道大学医学部卒。北海道大学病院循環器内科元助教。日本循環器学会専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本心不全学会チーム医療推進委員、心臓リハビリテーション指導士(評議員)等。