【2019年6月号掲載】

【住所】江別市萌えぎ野西29番地15
【TEL】 0120-13-5059
【URL】http://shogun.bz/

理・美容で全国ベスト9の将軍ジャパン新規事業「カーセブン」が好調!

ヘアカット専門店「クイックカットBB」を主軸に、理・美容、飲食、不動産、広告と多角的な事業を展開する将軍ジャパン(本社・江別市)が、昨年6月から手掛ける中古車販売店「カーセブン」の経営が好調に推移している。国内外の高級車を豊富に取り揃え、丹波孝司社長は新たな経営の柱として成長させていく考えだ。

▲丹波孝司社長(カーセブン江別文京台店のショールームで)

昨年6月にオープンしたのは中古車のナショナルチェーン「カーセブン江別文京台店」。国道12号に面して立地しており、敷地内には国産車・外国産車約130台がズラリと並ぶ。この数は、車を買い取り、販売する一般的な中古車のビジネスモデルのなかでも多い部類に入る台数であり、高級車も多い。

丹波孝司社長はこう語る。

「お客さまの選択の幅が広がるだけでなく、高い商品力がすなわち営業力にも結び付きます。『在庫を抱える』という見方ができるかも知れませんが、私どもではまったくネガティブに考えていません。道外からネット情報だけで高級車を購入する方もおります」

スマホで写真を撮って送るだけで簡単に査定ができるなどの手軽さや高利便性から幅広い年齢層に支持されている。これも「カーセブン」のブランド力によるところが大きいが、将軍ジャパンが創業から22年間で培ってきたサービス業のノウハウが存分に生かされ、「常にお客さま目線でものを考え、行動する」という経営方針が徹底しているからにほかならない。

この店舗は「ニコニコレンタカー」にも加盟、自動車にまつわるニーズに幅広く対応している。

▲約130台が展示されている

ところで、中古車販売では一定の保有台数を維持するためにはそれ相当の資金力が必要だ。それが100台を超えるとなると安定的なキャッシュフローが求められるが、同社の主力である理・美容事業が経営基盤をしっかりと固めているため、そうした心配はまったくない。日経MJ社調べによる全国の理・美容室の中で売り上げ9位にランクされており、「クイックカットBB」や「メンズサロンダンディズム」、「サロン・ド・ViVi」といった業態は“ブランド”として定着している。

なかでも主力となる「クイックカットBB」はこの春、これまでの1080円(税込み)から1200円(税込み)に価格改定を行ったが、これによる集客力の低下などのマイナス要素はなく、丹波社長も「市場は好意的に受けとめていただいていると感じる」と言い切る。顧客の価格に対する価値観は変動していないということである。支持の厚さを裏付けるものだ。

そもそもこの改定はスタッフの就労環境の向上と雇用の改善を図るため。丹波社長は「働き方の改革が進みにくい業界ではありますが、率先して働きやすい環境にしていくことが大切」と語っており、さまざまなシーンで働き方が話題になるなか、先駆的な取り組みが期待される。

この3月30日に、新たな業態の「カットバリュー」を東京都内にオープン。「店舗に予約を入れることで待たずに散髪ができる店」(丹波社長)といった特徴があり、新たな客層の開拓に努める。カット&ブローで1600円(税込み)という価格だ。

このほか、ネイルサロンやまつ毛エクステの店舗経営に加え、イタリア料理の「ポポラマーマ江別野幌店」、全国ネットの不動産ショップ「ピタットハウス新札幌店」をFC運営。生活に密着したサービスを展開している。

拡大一途の不動産賃貸事業

▲江別市萌えぎ野地区を中心に不動産賃貸事業を展開

同社の事業展開で、このところ加速的に進んでいるのが、賃貸住宅の建設と運営だ。本社を置く江別市萌えぎ野地区を中心に、「スリムリバーハイツ」、「SJPザ・クラス」シリーズ、「アムール文京台」の運営をそれぞれ手掛け、昨年3月に3棟が同時竣工した“ジュニアタウン”と呼ばれる「SJPザ・クラス」シリーズ11・12・13は地域に大きなインパクトを与えた。入居者の共有スペースを設けるなどしてコミュニティを重視し、入居者の満足度はきわめて高い。

家賃は相場よりも「やや高め」であるにもかかわらず、入退去が活発な時期を除き「ほぼ100%」の入居率を維持できているのは、オール電化や全室LED照明、RV用対応車庫などの諸設備が十分に整っているからだ。

「年内に新たな開発に着手します。4棟32室の賃貸住宅を2期に分け、来年2月と9月の入居開始を目指しており、これが完成すると合計で全18棟144室になります」

と丹波社長は熱っぽく語る。地域の人口増や活性化に十分に寄与しているといえる。