【2019年7月号掲載】

【住所】札幌市北区北7条西2丁目8‐1 札幌北ビル2F
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未来カルテの作成で効率化と合併症予防 診療を陰で支える医療クラーク



 

▲診療を陰で支える医療クラーク

糖尿病は血糖の管理以外にも腎不全や糖尿病網膜症のような合併症の有無など他科と連携したトータルな医療が求められる。

診療には「未来カルテ」を活用、それが同院の大きな特徴になっている。未来カルテとは、次回診療時に医師が診療の目安となる処方や検査内容、必要な処置についてまとめた電子カルテ。医師はこの未来カルテによって必要事項や注意点をあらかじめ把握でき、診療の効率化と質の向上が図れる。

さらに同院では独自のクリニカルパスを作成、未来カルテと連動させることで患者一人ひとりに即したテーラーメイドな治療計画を実施。糖尿病患者で眼科検査の有無などをチェックし、合併症のリスク管理にも役立てている。

この未来カルテの作成に重要な役割を担うのが医師事務作業補助者の資格を有する医療クラークだ。5名の医師に、5名の医療クラークが付き添い、陰で診療を支えている。

その田原和さんは「医師や受付の方などいろいろな部署と関わるので医学や診療報酬など専門的な知識が必要で日々研鑽に努めています。また報告連絡相談の上で曖昧な表現を使わないように心がけています」と説明する。

検査結果説明に用いるリーフレットに分かりやすいグラフを選択するのも医療クラークの重要な仕事だという。