【2019年6月号掲載】

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認知症の専門医が詳細な心理・画像検査で診断

▲中野 正剛物忘れ外来担当医

LSI札幌クリニックでは、昨年7月に全国的に知られる認知症専門医の中野正剛医師を招聘し、「もの忘れ外来」(毎週金曜日)を再開させた。

中野医師は、25年にわたり認知症の臨床研究に携わり、日本認知症学会の専門医と道内では数少ない日本老年精神医学会の専門医(評議員)の資格を有する。また日本老年医学会の専門医でもあり、高齢者診療のエキスパートだ。

「もの忘れ外来」の診療内容だが、初診の際に詳細な診察を行い、診察の所見に基づいて臨床心理士による認知機能検査(神経心理学的検査)を実施。

また画像診断では、脳のMRIで海馬の萎縮を診る(VSRAD)。さらに脳の血流を調べるSPECT検査を実施、診断の精度を高めている。

そのほか、心機能やドーパミン分泌量など総合的な見地から①アルツハイマー型や②レビー小体型、③血管性、④前頭側頭型など認知症の有無や鑑別を行っている。

▲SPECT検査

診断結果は中野医師が画像などを通じわかりやすく説明する。

「レビー小体型認知症なのに、幻視やパーキンソン病の症状(振戦など)がないから認知症ではないと誤診されるケースもある。またうつ病と診断され、その間認知症が進行してしまう場合もあるので注意したい」と中野医師。