【2019年5月号掲載】

【住所】江別市西野幌59‐2
【TEL】 011-385‐4411
【URL】http://www.do-johodai.ac.jp/

国内トップクラスの 「臨床工学実習室」本格始動
〝情報の総合大学〟が即戦力育成にさらなる磨き

ITスキルや情報を戦略的に活用できる人材を多方面に輩出する北海道情報大学。IT環境充実度は道内トップレベルを誇り、〝情報の総合大学〟としての学問を追求し続ける一方、2018年度から国内トップクラスの「臨床工学実習室」を本格的に始動させた。即戦力育成にさらなる磨きがかかる――。

開学以来、高度情報通信社会に求められる〝新しい学問領域の創造を図る〟北海道情報大学。ITの普及をはじめ、マルチメディアの急速な発展、ハードウェアからソフトウェア主導型への転換など、現代社会の加速する〝情報化〟にいち早く対応し即戦力の人材を育成し続けている。とりわけ専門領域に関する情報やノウハウは膨大な蓄積があり、同大学ではこれらを活かした3つの取り組みを全国に先駆けてスタートさせている。

1つ目は、〝教育と知識と情報〟への取り組み。多様化が進む現代の大学生のなかには、明確な将来ビジョンを見据える学生がいる一方、学ぶ目的を持てない学生も少なくない。こうした状況に対し、同大学はシリアスゲームによる職業体験で将来の自分探しのきっかけづくりを斡旋している。加えて、学生自らが主体的に参加、仲間と考えながら課題解決する力を養う〝アクティブラーニング〟の確立や、iPadの無償貸与など、学生自らが解を導き出す能動的な学修を支援している。

2つ目は〝食と健康と情報〟への取り組み。本道には生活習慣病予防や健康増進に役立つ機能性成分を有する食材が豊富に存在しているが、同大学はこういった食材を使用した製品を科学的根拠に基づいて正しく評価、証明するために〝ヒト介入試験〟を実施。市内の研究機関や医療機関と〝産学官〟の連携で行っており、2016年には「地域産業支援プログラム表彰事業2016」で文部科学大臣賞に選出、17年には「北海道科学技術賞」を受賞。さらに18年には日本食品免疫学会から「食品免疫産業賞」・「北農賞(報文部門)」をダブル受賞した。

3つ目は、現在さまざまな分野から注目を集めている〝宇宙と環境と情報〟への取り組みで、人工衛星や惑星探査機を用いた宇宙や地球環境の観測、監視、測位は、宇宙環境の実態把握はもとより、大規模災害への迅速な対応などにも役立てられている。

▲「臨床工学実習室」

また、同大学は現在の医療機器に導入されているICTを把握し、機器をフルに使いこなせる人材を育成する〝臨床工学専攻〟を17年度からスタート。「臨床工学実習室」に備わる機器類は全て最新で、6つのエリアで構成されたレイアウトは臨床現場を再現。なかでも手術室を想定した実習環境は秀逸で、学生は極めて濃密な実習を体感することができる。

これまでも情報社会や文化の進展、先を見据えた人材育成を図ってきた北海道情報大学。この先も〝情報の総合大学〟として存在感は増す一方だ。