百合が原公園で一足早く春を楽しむ!「福寿草と雪割草展」2月4日から開催!
冬の厳しい寒さが続く中、春の訪れを待ちわびている道民も多いだろう。そんな自然や草花が恋しくなるこの時期、百合が原公園では2月4日から16日まで「福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~」が開催される。春の暖かさを感じられるイベントだ。
福寿草と雪割草はどちらも春の訪れを告げる代表的な花。雪解けとともに可愛らしい花を咲かせ、見る人の心を温かく癒してくれる。
福寿草は北海道から本州の山野に広く自生する植物で、鮮やかな黄色い花が特徴。「新春を祝う」という意味を持つ名前から、幸福や長寿の象徴として古くから親しまれてきた。
一方、雪割草は北海道では自生しておらず、見る機会が少ない花だ。可憐な花姿と多彩な花色・形が魅力で、名前の通り、雪を割るように早春に花を咲かせる。新潟県に広く分布しており、「新潟県の草花」にも指定されている。どちらの花も江戸時代から多くの品種が作られ、古典園芸植物として愛されてきた。
展示期間中は、隣接するガーデンショップで花苗も販売される。この機会にぜひ会場を訪れ、それぞれの美しい花を楽しみながら自然の温かさを感じてほしい。
●開催期間/2月4日㈫~2月16日㈰ 8:45~17:15
●開催場所/百合が原緑のセンター 大温室(札幌市北区百合が原公園内)
●協力/国際雪割草協会