桑園むねやす眼科
【2026年7月号掲載】
【住所】札幌市中央区北10条西15丁目1‐4 ブランズ札幌桑園駅前イースト1F
【TEL】 011-618-5566
【URL】http://muneyasu.sakura.ne.jp
涙、まぶた、緑内障および網膜硝子体の専門治療


桑園むねやす眼科では、竹田院長は網膜硝子体、田村副院長の方は涙、まぶた、緑内障と専門分野を分担し、一般診療は二人で診療している。

手術は「日帰り」で実施
網膜疾患では近年、薬物治療が増えて、従来のレーザー光凝固や硝子体手術に加え、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、強度近視などで抗VEGF剤の眼球注射が日常的に広く使われている。最近では今まで治療法の全くなかった加齢黄斑変性萎縮型や糖尿病網膜症の増殖抑制にも、その適応が拡大している。
「ジェネリック薬剤も認可され、患者さんの経済的な負担が軽減されていますが、それでも長期の継続治療になるため、経済的な理由で治療ができないこともあります」と竹田院長。
網膜疾患は放置すると失明することもあり、早期の診断と治療が必要だ。「『ものが歪む、ぼやける、中心が暗く見える』などの症状があれば受診していただくようにしています。また、分りやすい説明と謙虚な姿勢を心がけています」(竹田院長)
同院では「涙が止まらない」「目やにが増える」といった涙道疾患にも力を入れている。涙は加齢や炎症によって目から鼻へ流れる細い管(涙道)が詰まり、涙だけでなく、感染を起こすこともあり、早めの診察が重要だ。治療は局所麻酔で痛みも無く涙道内視鏡を用いたチューブ挿入治療を行い、進行例では涙道をつなぐ手術を行う。これらの治療では顔に傷が残らないように皮膚を切開せずに行える方法もある。「『涙が出るのは年齢のせい』と思っていた患者さんも多いですが、涙で困っている方は受診してください」と田村副院長。

田村副院長は涙、緑内障など分担している
緑内障は自覚症状がなく進行し、日本人失明原因の上位を占める。点眼治療が基本だが、高齢者では「うまく点眼できない」など、毎日の点眼は負担が大きい。この際、レーザー治療「SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)」だと5分程度の低侵襲治療で眼圧を下げ、点眼回数を減らせる可能性がある。そのほか、同院では従来の緑内障手術と比べ負担が少ない白内障手術併用の低侵襲緑内障手術(MIGS)も実施し、「患者さんの状態に応じて、負担の少ない治療法を提案しています。また大学病院や地方のクリニックなどともできるだけ連携しながら診療を行っています」(田村副院長)
手術については白内障、緑内障、硝子体手術など、田村副院長が担当し、すべて日帰りで対応し、早期の社会復帰に努めている。


