社会医療法人元生会 森山病院

【2023年7月号掲載】

【住所】旭川市宮前2条1丁目1番6号
【TEL】 0166-45-2020
【URL】https://www.moriyama.or.jp/moriyama

胃・大腸がんの内視鏡治療に豊富な経験 ピロリ菌検査・除菌も実施

久野木  健仁医師
▲久野木 健仁医師

 久野木健仁医師は、上部・下部の消化管の内視鏡治療が専門。胃や大腸の早期がんの内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を通算1000例以上行ってきた。

 大腸のEMRではいままでの経験に基づいた手技により、治療可能な病変については大腸カメラの当日にそのまま治療を行い、当日入院も受け入れている。

 また上部消化管の内視鏡診断にも力を入れている。久野木医師は、胃がんの原因となるピロリ菌診療の経験も豊富だ。同病院では、内視鏡検査で胃の粘膜の萎縮の程度を診て、萎縮性胃炎でピロリ菌の感染が疑わしい場合にはピロリ菌検査を行い、ピロリ菌の除菌治療を行っている。

 久野木医師は、苦痛のない内視鏡検査を心がけている。経鼻はもとより、経口でも患者から「今まで経験した中で一番楽だった」と言われることが多いという。

「内視鏡検査とピロリ菌検査・除菌で胃がんの早期発見と早期治療に努めたい」(久野木医師)

久野木 健仁氏(くのぎ たけひと)

旭川医科大学卒。町立中標津病院、名寄市立総合病院、旭川医科大学病院(消化器内科)勤務などを経て、昨年10月から現職。日本内科学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本ヘリコバクター学会ピロリ感染症認定医等。