公益財団法人 北海道対がん協会
【2025年9月号掲載】
【住所】札幌市東区北26条東14丁目1番15号
【TEL】011-748-5511
【URL】https://hokkaido-taigan.jp
「ピロリ専門外来」「便秘外来」に加え「特定保健指導」と「フォローアップ外来」

北海道対がん協会(加藤元嗣会長)では、昨年4月から特定健診の受診者を対象とした特定保健指導を強化している。健診の際にその合間の時間を利用して、保健師や管理栄養士がきめ細かく指導する。
また、昨年4月に「フォローアップ外来」を開設。対象となるのは検査で異常値が出たが、「要治療」の前段階で「経過観察」や「再検査」となった「C判定」の人たち。現在治療中ではない生活習慣病などの予備軍を対象に再検査やエコーなどの精密検査を行い、併せて栄養指導等を実施する。
「フォローアップ外来は、治療が必要となる前段階の予備軍の方を対象に生活習慣病などの発症を事前に予防する目的で開設した。検査で異常値が出た方は、気軽に受診していただきたい」と加藤会長。
また、つながりにくかった健診の予約を今年4月から外部に委託し、「web予約」もできるようになり、受診者の便宜を図った。

そのほか胃がんのX線検査では、ピロリ感染診断を行い、ピロリ感染者を拾い上げて胃内視鏡検査と除菌治療に誘導している。胃内視鏡検査では、検査の内容や経鼻内視鏡の長所などをわかりやすく説明したビデオを作成。受診者に事前にビデオを見てもらい「検査がスムーズに受けられた」と好評だ。
一方、大腸では、ポリープを電気メスを使わずに切除する日帰り手術を実施。「ピロリ専門外来」や「便秘外来」(オンライン診療)も開設している。