北海道福太郎株式会社
【2025年1月号掲載】
【住所】斜里郡小清水町浜小清水304番地1
【TEL】 0152-63-4444
【URL】https://www.fukutaro.co.jp
シーズニング新商品も登場!チャレンジ続け進化する「ほがじゃ」
「ほがじゃ」を製造・販売する北海道福太郎の企業活動は、廃校になった小学校を有効活用した地域振興例の先進的な優秀事例である。地元で収穫した農産物を使った商品開発で地域のPRや雇用創出に大きく貢献しているからだ。
看板商品の「ほがじゃ」は2023年に誕生10周年を迎えた。人気ナンバー1の「ほたて」を皮切りに、「えび」「こんぶ」など次々とアイテムを増やし、北海道日本ハムファイターズや中国料理「布袋」など企業や団体とのコラボ商品の展開にも磨きをかけてきた。
いまや小清水町を代表する企業として地域経済・社会の中で大きな役割を果たしている。
一例を挙げると、22年に開設した農業振興拠点施設「アグリハートセンター」の運営会社に出資し、JAなどと共同で商品開発した「小清水とろり」は町の特産品として人気だ。
24年3月の「道の駅はなやか小清水」のリニューアルオープンでは、先着来場者は「徳用ほがじゃ」が貰えるとあって、開店前に50人以上の行列ができた。
このほか札幌などで開かれるオホーツク管内の観光や物産イベントにも積極的に参加している。
2024年の新たなラインナップでは、4月に「雪ふるほがじゃ山わさび味」を発売。「ほがじゃ」としては初めてシーズニングをかけるタイプの商品。チャレンジの甲斐あって、反応はとても良く、次のフレーバーも検討中だ。
また、23年にほがじゃ10周年記念商品として登場した「ほたてバター醤油」が好評だったため、再び数量限定で11月から販売を始めている。