【2021年7月号掲載】

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口蹄疫消毒の「クリーン・リフレ」が新型コロナ対策で需要拡大

▲内海洋社長


▲「クリーン・リフレ」
(空間噴霧)


▲内海社長の著書
『安全と除菌は両立できる』

㈱アクト(本社・帯広、内海洋社長)は農業施設メーカーで、その高い技術力には定評がある。2018年12月には経済産業省の「地域未来牽引企業」に選定され、また道経済産業局の第7回ものづくり日本大賞「地域貢献賞」(18年2月)や北海道地方発明表彰の「発明奨励賞」(19年10月)など、数多くの受賞歴がある。

同社が製造・販売している電解無塩型次亜塩素酸水「クリーン・リフレ」は、農業王国といわれる十勝管内の農業防疫に絶大な効果を発揮し、10年前から口蹄疫ウイルスや豚流行性下痢(PED)、鳥インフルエンザなど家畜向けウイルス・抗菌対策の消毒液として高い評価を得ている。

さらにこの商品は、新型コロナウイルス(SARS─CoⅤ2)をはじめ、インフルエンザウイルスや黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、ノロウイルスなど多様なウイルスや菌に効果が認められ、帯広畜産大学による新型コロナに対するエビデンスも取得。そのためコロナ禍での除菌が注目される中、全国各地の医療機関や学校関係から注文や問い合わせが相次いでいる。

クリーン・リフレのもう一つの大きな特徴は「飲用物ではないが、間違って飲んでも問題が発生しない」こと。殺菌効果がある中性水(PH6)で、食品製造用水として国が定める水道水基準に適合している。

「認知症の方などが誤飲しても人体に害はない」と内海社長。

このような需要拡大に応えるため、同社では今年1月に「札幌支店」を開設。工場を併設し、「クリーン・リフレ」の増産を行っている。さらに11月には同じく工場を併設した「函館支店」を開設する計画だ。そのほか、昨年にはベトナムと台湾に海外拠点を設けている。

今後5年間で現在の100倍の生産量を計画し、販売については代理店を通じて事業展開する計画である。現在、代理店を募集中。

さらに内海社長は4月に『安全と除菌は両立できる』(B6判224頁、1650円)を上梓した。サブタイトルには「二兎を得た『クリーン・リフレ』をつくった社長の挑戦」とあり、会社の設立からクリーン・リフレの開発、その「安全性」と「有効性」の両立について内海社長の体験を交え、紹介されている。

▲今年1月に開設した「札幌支店」