【2021年3月号掲載】

【住所】帯広市大通南16丁目2番地2 アクトビル5F
【TEL】 0155-20-4510
【URL】http://www.act-hokkaido.com/nougyou

「口に入っても害はない」をコンセプトに新型コロナウイルスの除菌効果と安全性を実現

▲内海洋社長

農業施設メーカーの㈱アクト(本社・帯広、内海洋社長)は、電解除菌水「クリーン・リフレ」を製造・販売し、コロナ禍での除菌が注目される中、全国各地から注文や問い合わせが相次いでいる。
この「クリーン・リフレ」の成分は、電解無塩型次亜塩素酸水。
新型コロナの感染拡大で数多くの抗菌・抗ウイルス剤が市場に出回っているが、同社の「クリーン・リフレ」は、農業王国といわれる十勝管内で10年程前から口蹄疫ウイルスや豚流行性下痢(PED)、鳥インフルエンザなど家畜向け抗ウイルス・抗菌対策の消毒液として開発されたものだ。
その効果だが、新型コロナウイルス(SARS‐CoV2)はもとより、黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌、ノロウイルス、インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、豚コレラ、ヨーネ菌、豚流行性下痢(PED)、口蹄疫ウイルス、鳥インフルエンザウイルス(N5N1・N9N2)など多様なウイルスや菌に効果が認められ、帯広畜産大学や経済産業省所管の製品評価技術基盤機構によるエビデンスを取得している。
一方、粉から作成する「ジクロロイソシアル酸ナトリウム」や家庭でよく使われる塩素系漂白剤の主成分である「次亜塩素酸ナトリウム液」は名称が似ているが、同社の「電解無塩型次亜塩素酸水」とはまったく別のものである。

▲「クリーン・リフレ」(電解無塩型次亜塩素酸水)(右)
▲蹄病消毒でも「クリーン・リフレ」が 使われている(左)

「クリーン・リフレ」のもう一つの大きな特徴は、「口に入っても害はない」こと。例えば、この消毒液を使って入浴しても人体に害はなく、殺菌効果がある中性水(PH6)で、食品製造用水として国が定める水道水基準に適合している。
「飲用は推奨できませんが、認知症の方などが誤飲しても人体に害はなく、いわば〝飲める水〟で消毒ができ、目や口、粘膜に入っても害はありません」と内海社長。
新型コロナの消毒にはアルコールによる消毒が有効だといわれているが、空気中にアルコールを噴霧することはできない。加えてアルコールはアレルギー体質の人には使えず、またアルコールは皮膚の脂肪分を溶かすため手荒れの原因にもなる。
これに対して「クリーン・リフレ」は、空気中に噴霧することができ、空気中に浮遊するウイルスや菌だけでなく、ドアノブや手すりも消毒でき、環境や人体にやさしい消毒液になっている。

クリーン・リフレ

ちなみに同社の技術力は高い評価を得ており、2018年12月には経済産業省の「地域未来牽引企業」に選定され、また道経済産業局の第7回ものづくり日本大賞「地域貢献賞」(18年2月)や北海道地方発明表彰の「発明奨励賞」(19年10月)など、数多くの受賞歴がある。
前述したように、新型コロナの感染拡大で全国各地の公共施設や薬局などから注文や問い合わせが相次ぎ、メディアでも取り上げられた。同社では昨年3月から生産量を従来の30倍にあたる1日15㌧に増やし、昨年4月にはこの消毒液と消毒装置をセットした「スペース・リフレ」を全国の病院やクリニック、介護施設などを対象に無償で貸与した。
今年1月には札幌支店(札幌市豊平区美園9条4丁目1番25号アクトビルディング3F・TEL 011-837-4510)を開設。
「当社は世の中のニーズ、しかも少し先のニーズをとらえ、社会に貢献することが創業の理念になっています。コロナ禍において確かな効果と安全性が科学的に認められたものをきちんと社会にお届けすることが当社の使命。『クリーン・リフレ』は海外からの引き合いも多く、本格的な海外展開を計画しています」(内海社長)

アクト表