月寒すがわら眼科

【2023年10月号掲載】

【住所】札幌市豊平区月寒東3条11丁目1‐36 ブランチ札幌月寒メディカルスクエア1F
【TEL】 011-857-0055
【URL】https://www.tsukisamu-ganka.com/

負担が少ない白内障・日帰り手術と緑内障「SLT」レーザー治療

▲菅原 敦史院長

 2019年11月、札幌市豊平区にある「ブランチ札幌月寒」内のメディカルスクエアの1階に開院した。

 同院では白内障の日帰り手術を実施。手術時間は10分程度と短く、痛みなどの負担も少ない。手術の際には患者と十分相談しながら「単焦点レンズ」や「多焦点レンズ」、乱視も同時に矯正できる「トーリックレンズ」など、患者の状態に即した最適な眼内レンズを選択している。

 一方、緑内障の治療では点眼治療だけでなく、最新の緑内障のレーザー治療機器を導入し、「SLT」(選択的レーザー線維柱帯形成術)を実施している。この「SLT」は無痛で手術時間は7~8分。

「点眼治療で効果が十分でない場合に、従来はメスを使った手術を選択していたが、手術は身体への侵襲が大きく入院や頻繁な通院が必要になる。このSLTレーザー治療だと患者さんの負担がほとんどなく、レーザー照射で眼圧が下がるので、そのメリットは大きい」と菅原敦史院長。

 そのほかOCT(光干渉断層計)を導入、緑内障や加齢黄斑変性症の早期発見に努めている。
 10月15日に行われる札幌市眼科医会主催の講演会では、菅原院長が講師を務める。

菅原 敦史院長(すがわら あつし)

札幌医科大学卒。札幌東徳洲会病院、札幌医科大学付属病院などを経て、2019年11月に開業。日本眼科学会専門医、日本網膜硝子体学会PDT認定医など。医学博士。