【2019年4月号掲載】

【住所】札幌市東区伏古2条4丁目10‐15
【TEL】 011-781‐5511
【URL】http://www.s-sato-hp.jp

地域に開かれた医療を目指しコメディカルとの連携で社会復帰を支援

中村 潔院長

▲中村 潔院長

認知症や統合失調症、うつなどの気分障害、適応障害のようなストレス疾患など精神科全般を診療。

同院の入院患者の半数近くを占める認知症では早期から「認知症専門病棟」(60床)を開設し、徘徊や幻覚・妄想、夜間のせん妄など比較的重い症状の患者を治療。退院時に自宅療養が難しい場合には地域連携室を通じて関連施設や他の施設を紹介している。

昨年4月に認知症専門医の安村修一医師(神経内科医)が加わり、診療の充実を図った。

「認知症はアルツハイマー型やレビー小体型、脳血管性などさまざまで、境界型の症例について詳細かつ的確な診断がつくようになった」と中村潔院長。

そのほか、関連の介護施設「絆・苗穂通り館」では、認知症の家族の交流の場「認知症カフェいこい」を実施。

コメディカルと連携したチーム医療で、患者の自立を支援。デイケアやナイトケアでの社会復帰支援や作業所での農作物の生産・販売、外来患者の喫茶店での就労、一般企業への就職に力を入れている。また町内会の盆踊り大会への参加や院内にある体育館(5階)を地域住民に開放するなど、地域に開かれた医療を目指している。

中村 潔院長(なかむら きよし)
札幌医科大学卒。同大精神科入局後、伊達赤十字病院、久里浜医療センター(神奈川県)、旭山病院、五稜会病院(副院長)、植苗病院(副院長)などを経て、2007年に札幌佐藤病院(副院長)、12年札幌佐藤メンタルクリニック(院長)、17年4月に札幌佐藤病院院長に就任。精神科専門医。