【2019年6月号掲載】

【住所】札幌市豊平区中の島2条2丁目 エメラルドグリーンビルⅡ2階
【TEL】 011-816-3387
【URL】http://www.myclinic.ne.jp/miminari/pc/

急性音声障害の症状を声帯の〝羽ばたき〟で改善

▲松島 純一院長

同院が行う治療は、応用電気研究所との共同研究により「埋め込み型電気式耳鳴り抑制装置」から得られた知見に基づき、全身の血流改善を図るもの。従来の心身医学療法を補完する治療法で、患者の自然治癒力を引き出し、薬に頼らずに病気を改善・治癒できる。

治療の対象は、薬物治療では効果がない耳鳴りや難聴、長引くめまい、メニエール病など多岐にわたる。さらに器質障害のない音声障害や耳の閉塞感も治療可能だ。

「合唱に携わる高齢者や声の不調を訴えるプロの歌手、コールセンター勤務の方などが診療に訪れます」と松島院長。

数日後にリサイタルを控える場合、ステロイドで声帯のむくみをとる治療が一般的だが、この対症療法はかえって喉に悪い場合があるという。

▲音声と倍音

「ミツバチの羽ばたきのように声帯を動かして音(基音)をつくり、それを響かせる(倍音)のが発声。羽がむくんで重くなると、羽ばたきのピッチが下がる。また喉や口の共鳴箱がむくむと共鳴しにくくなり、綺麗な倍音が出ない。血流改善でむくみをとるのが効果的で、安全です」(松島院長)

松島院長は、これらの臨床結果を毎年国際学会で発表している。

松島 純一院長(まつしま じゅんいち)
北大医学部卒。82年同大大学院博士課程修了。89年オーストラリア・メルボルン大学で人工内耳・難聴・耳鳴りを研究。99年開院。医学博士。
(*写真は、インドで発表する松島院長)