【2018年10月号掲載】

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道内初の接触式レーザー蒸散術「CVP」と受け入れ困難な長期療養リハビリ

▲丸 晋太朗理事長

尿路結石や前立腺肥大症、過活動膀胱に加え、腹腔鏡を用いたがん治療など、すべての泌尿器科疾患の診断・治療を行う。がんの終末期医療や入院が必要な透析患者のための障がい者病棟(50床)を併設、昨年4月には泌尿器科単科の病院で道内初となるリハビリテーションの提供を開始。消毒や固定で特殊な管理が必要になるため受け入れ困難だった長期療法リハビリ患者の受け皿になっている。

前立腺肥大症の治療では、最新の内視鏡手術である「CVP」(接触式レーザー蒸散術)を昨年2月に道内で初めて導入。これは腫大した前立腺組織(腺腫)に光ファイバーを接触させ、レーザーを照射して腺腫を一瞬で蒸発させる手術(保険適応)。手術の際、出血がほとんどないため手術の前と後で抗血栓薬を休止しなくても手術が可能だ。「これまでに100例以上実施し、術後の経過も安定している。抗血栓療法中で治療が難しかった心臓病や脳疾患の患者さんでも前立腺肥大症の手術が行えるようになり、好評です」と丸晋太朗理事長。

また前立腺の肥大が軽度で手術適応にならず、薬物療法では症状が改善されなかった患者にもこの手術は高い治療効果を得ている。

丸 晋太朗理事長(まる しんたろう)
獨協医科大学医学部卒。北海道大学大学院医学研究科卒。帯広厚生病院(泌尿器科医長)、市立札幌病院(泌尿器科副医長)などを経て、2016年4月に医療法人仁楡会仁楡会病院の理事長に就任。日本泌尿器科学会専門医・指導医。日本泌尿器腹腔鏡技術認定医。