【2019年4月号掲載】

【住所】札幌市北区新川714番地2
【TEL】 011-762‐4111
【URL】http://www.ishikane-hospital.or.jp

運動療法による肥満対策や地域連携のための勉強会

石金 朋人院長

▲石金 朋人院長

うつ病、不安障害、統合失調症など幅広い精神疾患やこころの悩みに対応。石金朋人院長の専門は「精神薬理学」でうつ病や統合失調症の薬物療法に経験豊富だ。

糖尿病に罹患すると、うつの発症率が上がると言われ、石金病院では運動療法を積極的に取り入れ、週5日2時間程度、作業療法士がエアロバイクとストレッチを組み合わせた運動を行う。「軽度のうつには運動療法が効果的で糖尿病発症リスクである肥満対策にもなる」と石金院長。そのほか、フットサルのリハビリ的活用も実施。

うつ病を発症した場合、約7割の人がプライマリーケアを担う地域の内科系の診療所にかかることが多い。専門的な治療が必要とされる場合、内科では十分な対応ができず悪化してしまう事例も少なくない。

そこで石金院長は年に1回、北区のドクターを院内に招き『地域連携のための勉強会』を開催、精神科領域の疾患に対しての知識や情報の共有、専門医への紹介の必要性も伝えている。「『抗うつ剤を2種類使っても効果がなければ紹介してほしい』など具体的な症例を挙げて、病診・病病連携の見極めの目安を提示している。地域が総合病院の機能を担えれば」と石金院長。

石金 朋人院長(いしかね ともひと)
北大医学部卒。同大精神医学講座入局後、市立旭川病院精神神経科、国立国際医療センター精神神経科等を経て、1999年4月から同病院に勤務。2005年10月、院長に就任。医学博士。日本精神神経学会専門医等。