【2019年12月号掲載】

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ナビゲーションシステムによる人工膝関節置換術

三上 将副院長・人工関節外科センター長

▲三上 将副院長・
人工関節外科センター長

変形性膝関節症や関節リウマチの治療で、人工膝関節置換術を実施。これは破壊された関節の表面を人工関節に置き換え、同時に膝の変形を矯正する手術。

2017年1月には「ナビゲーションシステム」を導入し、人工関節置換の際の精密な位置の特定と靭帯のバランスを重視した治療に努めている。このシステムを導入しているのは、全国の人工関節実施病院の中で1割程度だ。

これを担当するのは「下肢グループ」の4名の専門医。手術の際、関節の隙間が適切でないと膝の屈伸の際に膝が安定せずに日常生活に支障が生じ、転倒の原因にもなる。また予後の状態をよくするためリハビリを重視しているのも特徴だ。

これらの病気は進行すると靭帯不全などで特殊な人工関節が必要になったり、寝たきりの原因にもなる。逆に早期治療だと関節注射・関節鏡視下手術・骨切り術で済む。

「動作時の膝の痛みなどの症状がある場合には早めに受診を」(三上将人工関節外科センター長)

下肢グループでは、勉強会での研鑽や学会報告を行っている。

また術前に鼻腔の保菌スクリーニングを行い、耐性菌が陽性の場合には除菌と耐性菌用の抗生剤で感染予防にも努めている。

三上  将副院長・人工関節外科センター長(みかみ すすむ)
岩手医科大学卒。北海道大学整形外科入局、名寄市立病院、江別市立病院を経て、2005年4月から北海道整形外科記念病院に勤務。15年に4月に人工関節外科センター長、今年4月に副院長に就任。日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会スポーツ専門医。