【2020年1月号掲載】

【住所】本社/北見市常盤町2丁目
【TEL】 0157-23-5926
【FAX】 0157-23-5957
【URL】http://www.iida-fs.jp/

自宅葬に対応したホールを新設 旧ふるさと銀河線跡地の利活用も

北見市だけを営業エリアとする方針を貫き、地域密着のサービスを提供する飯田葬儀社にまた一つ、施設が加わった。2019年4月に「いいだメモリアルホール」を新設、「わが家のようにゆっくりとお見送りいただけるホールです」と飯田守社長は語る。

▲いいだ市民斎場


▲いいだメモリアルホール


▲いいだ市民斎場(中央)にほぼ隣接した
旧ふるさと銀河線跡地(手前と右側)を取得した


▲いいだ市民斎場三輪

飯田社長は「100人いれば100通りの葬儀がある」を理念としている。「いいだメモリアルホール」は平屋建ての一般住宅を取得後、バリアフリー仕様に改装したもの。いわゆる「自宅葬」を行うホールだ。家族や身寄りの少ない人、諸事情で自宅に帰れない人など、そんなニーズに対応した。昨今、進んでいる葬儀のコンパクト化に見合った施設でもある。

場所は、社葬などに対応できる4会場を持った常盤町のセレモニーホール「いいだ市民斎場」のすぐ近く。同じ町内には店舗併設の本社とオホーツク管内初の安置専用施設「いいだ真心ホール」もある。市内中心部とあって利便性は高い。このほか市内西部に1日1組限定のセレモニーホール「いいだ市民斎場三輪」を有している。

「いいだ市民斎場」の近くでは、新たな展開も視野に入れている。旧ふるさと銀河線の線路跡地約1000坪を同社が取得。まだ具体的な活用法は決めていないものの、市内の線路跡地は北見市と北見振興公社が連携して利活用を進めており、他の場所では宅地開発の計画もある。線路が通っていたタテ長の土地のため、必ずしも使い勝手が良いとはいえないが、民間活力による再開発は地域振興にもつながり、大きな期待がかかる。

葬儀を取り巻く環境はここ10年ほどで大きく変わった。親族や近親者だけで行う葬儀が増え、地域の葬儀専門業者の中には廃業を余儀なくされるケースも少なくない。

そんな中で、飯田葬儀社は地域に根を張り、市民の信頼を得てきた。生前予約のif共済会の会員数は全国の専門業者約1600社のなかで2番目に高い。

飯田社長は北海道葬祭業協同組合専務理事を務め、専門業者が抱える諸課題にも取り組んでいる。