【2019年8月号掲載】

【住所】恵庭市黄金中央5丁目196-1
【TEL】 0123-34-0019
【URL】http://www.do-bunkyodai.ac.jp

2学部6学科で「清正進実(せいせいしんじつ)」の教育を実践

1942年に設立した「北海道女子栄養学校」をルーツとする「北海道文教大学」(鶴岡学園)は、実社会で役立つ実学を重視した2学部6学科と4研究科を有する大学だ。
同校を創設した鶴岡夫妻の遺した学訓「清く正しく雄々しく進め」を淵源とする「清正進実」を実践。その建学の精神は、次世代をリードする人間性と社会性、国際的な教養や柔軟な知性を備えた専門的人材の育成を目指すことで受け継がれている。

▲校舎外観

北海道文教大学は、外国語学部「国際言語学科」、人間科学部「健康栄養学科」、「理学療法学科」、「作業療法学科」、「看護学科」、「こども発達学科」の2学部6学科からなっている。

大学院には外国語学部を基礎とした「グローバルコミュニケーション研究科」、健康栄養学科を基礎とした「健康栄養科学研究科」を設置。2016年4月には、理学療法や作業療法の両分野に共通する研究の推進と人材育成を目的とした「リハビリテーション科学研究科」、こども発達学科を基礎とした「こども発達学研究科」が増設されている。

▲喜八プロジェクト(中央が熊谷喜八氏)

大学院研究科では、社会人を対象とした長期履修制度や、教育方法の特例等に関する規定も整備され、社会が求める高度で専門的な知識を習得した人材を育成するとしている。

一方、大学の取り組みに目を向けると、昨年4月に就任した渡部俊弘学長が主導する学長プロジェクトの一環として、今年5月からスタートした「プロジェクト」に注目が集まっている。

このプロジェクトは、学生に超一流シェフから料理のイロハや技術などを直接学んでもらうことで、文教大のルーツである「食と栄養」を見つめ直してもらうもの。管理栄養士養成課程を履修する健康栄養学科の学生らから有志を募り、実現した。

特別講師として招かれたのは、首都圏を中心にレストランをはじめパティスリーやカフェを展開する『キハチ』の創業者・熊谷喜八氏だ。

ちなみに、熊谷氏と言えば「東京2020オリンピック・パラリンピック」大会選手村のメニューアドバイザリー委員を務めることでも知られている。

▲2021年移転予定の明清高の外観パース

また、文教大の大きなトピックスとなるのが2021(令和3)年、現在札幌市南区にある関連校「北海道文教大学明清高等学校」の名称変更だ。これにあわせて、恵庭市の同校キャンパス内に移転予定となっている。文教大とのより密着した〝高大連携〟を目指すべく、今年7月から建築工事が始まった。

ところで、北海道文教大学によると、平成30年度の就職率は全学科で100%を達成。これは、道内外企業からの求人情報をより多く収集しながら、学生への就職指導を徹底した結果だとみている。

なかでも、理学療法学科は10年連続、作業療法学科は9年連続、看護学科は8年連続、こども発達学科は5年連続で100%を達成しており、同校学生がいかに社会に求められているかが窺える。

今後も改革が進む北海道文教大学に注目したい。