【2020年8月号掲載】

【住所】恵庭市黄金中央5丁目196-1
【TEL】 0123-34-0019
【URL】http://www.do-bunkyodai.ac.jp

道内初の「国際学部」新設を 構想、2学部7学科へ

学校法人鶴岡学園が運営する「北海道文教大学」は、1942年に設立した「北海道女子栄養学校」をルーツとし、実社会で役立つ実学重視の2学部6学科と4研究科(大学院)を擁している。
創設者である鶴岡新太郎・トシ夫妻が遺した学訓「清く正しく雄々しく進め」を淵源とする「清正進実」を実践。その建学の精神は、次世代をリードする人間性と社会性、国際的な教養や柔軟な知性を兼ね備えた専門的人材の育成を目標に、脈々と受け継がれている。

▲北海道文教大学(恵庭キャンパス)

北海道文教大学は、現在の外国語学部を「国際学部」に改め、「国際教養学科」と「国際コミュニケーション学科」の2学科の設置を構想している。これが実現されれば、道内の大学では初めての「国際学部」の誕生となる。国際化の進展が目まぐるしい情勢の中、北海道もその例外ではない。激変の時代をたくましく生きるために、知性や国際性の涵養を主眼とした世界と地域社会に貢献できる人材の育成が道内の教育現場でも求められているのだ。

▲国際学部の教授陣(就任予定教員を含む)

今回の学科の設置もこれらの事情を鑑み、構想されたもので、文部科学省の認可を経て、2021年度入試から募集を開始する予定だ(各学科・定員50名)。

これにより現在の人間科学部の「健康栄養学科」と「理学療法学科」、「作業療法学科」、「看護学科」、「こども発達学科」と合わせて2学部7学科になる。

また21年度の入試から、看護学科以外の6学科で、生涯スポーツと関わっていきたい人などを対象とした「スポーツ大好き選抜」と、食べることや健康に興味のある人などを対象とした「北海道食の王国選抜」の2選抜を新設する。

実社会では専門性に偏らない〝プラスα〟の教養を兼ね備えた人材が必要となる観点から、各学科で専門分野を学びながら「人生100年時代」の長寿社会に活躍できる、スポーツや食をライフワークにした人材を育成する。

一方、大学院では外国語学部の「グローバルコミュニケーション研究科」、健康栄養学科の「健康栄養科学研究科」、理学療法学科と作業療法学科の「リハビリテーション科学研究科」、こども発達学科の「こども発達学研究科」の4研究科が設置されている。

同大学では道内外の企業求人情報の収集に努め、学生の就職活動を徹底させてきた。それが奏功し、就職実績は全学科でほぼ100%を達成した。なかでも理学療法学科は11年連続、作業療法学科は10年連続、看護学科は9年連続、こども発達学科は6年連続で100%を達成しており、同大学の学生に対する社会需要の高さが窺がえる。

▲2021年移転予定の明清高の外観パース

さらに札幌市南区にある北海道文教大学明清高等学校が、いよいよ来年4月、恵庭キャンパス内に移転する。学校名も「北海道文教大学附属高等学校」に改称、高校・大学の連携を推進する方針だ。

今後も北海道文教大学の教育改革が注目される。