【百合が原公園】春の展示会第2弾「サクラソウ美術館~日本や欧米のサクラソウの展示~」4月23日から開催

▲現存するサクラソウの最古の園芸品種「南京小桜」

 百合が原緑のセンター中温室で、4月23日~5月6日の期間、「サクラソウ美術館~日本や欧米のサクラソウの展示~」が開催される。

▲サクラソウ花壇

 春の代名詞として名高いサクラソウは、江戸時代から栽培されている古典園芸植物の一つ。花の色や形が変異しやすい性質があるため、古くから様々な品種が作られてきた。

 同展では、日本サクラソウやヨーロッパで品種改良されたサクラソウの仲間、プリムラ、オーリキュラなどの約200品種が、18~19世紀に流行した伝統的な飾り方で展示される。

▲額飾り

 日本サクラソウは、江戸時代に流行した花姿を段飾りで引き立てる飾り方「桜草花壇」のスタイルで展示される。一方、プリムラとオーリキュラは、一鉢一鉢が高級なアート作品として引き立つような飾り方「額飾り」と「シアター」のスタイルで展示される。和と洋のそれぞれのサクラソウが、美術品のような美しさで観賞できる。

 江戸時代から多くの人々に愛されてきたサクラソウ。その魅力や伝統文化をぜひ会場で体感してほしい。

●協  力 湯沢園芸
●開催期間 4月23日㈫~5月6日㈪
●開催時間 8:45~17:15
●開催場所 百合が原緑のセンター中温室(百合が原公園内)
      札幌市北区百合が原公園210
●問い合わせ 百合が原緑のセンター TEL(011)772-3511
●公式HP https://yuri-park.jp/