▲日高門別駅舎は今後JR日高本線の記憶を残す
コミュニティスペースとなる予定だ

2021年3月末をもって廃線となった「JR日高本線」。

その歴史は古く、1909年に木材輸送のため苫小牧・鵡川間に専用馬車鉄道として敷設されて以来、日高の海岸線沿いに延伸され、1927年の国有化、1987年の民営化を経て、現在のように自動車が普及するまでは、住民の重要な移動手段として、特に近年では主に学生にとっての通学手段として北海道の多くの人々を中心に利用されてきた。

100㎞を越える路線の多くは、苫小牧市からえりも町付近までの壮大な太平洋沿岸に沿って、一方には雄大な太平洋、もう一方には競走馬が放牧される牧場のどかな風景。車窓越しのその美しい景色は、鉄道ファンならずとも多くの人々が魅了されたに違いないだろう。

わずかな区間(苫小牧―鵡川)を残して廃線となり、長きにわたる歴史に幕を閉じた今、日高町では、地域の人々や多くのファンの想いに応えるため、太平洋沿岸に続く日高の町から消えてしまいそうな日高本線と駅舎の記憶を保存する活動を実施している。その取り組みが日高門別駅舎と周辺施設の保全対策に係る費用を「ふるさと納税」により寄附を募るクラウドファンディングだ。

日高門別駅舎では、JR日高本線の記憶を後世に伝え、地域の思いをつなぐコミュニティスペースとして、新たに活用される予定となっており、これにともなう写真や鉄道車両等に関連する品々などの寄贈も同時に募っている。

クラウドファンディングの募集期間は2021年7月1日~9月30日(木)まで。寄附方法は下記のリンク上での決済または直接持参も受け付けている。

 

  • 問い合わせ
    TEL. 01456-2-6031(日高町役場 商工観光課 観光グループ)