医療法人徳洲会 札幌徳洲会病院

【2023年6月号掲載】

【住所】札幌市厚別区大谷地東1丁目1‐1
【TEL】 011-890-1110
【URL】http://www2.satutoku.jp

内視鏡、レーザー手術などで様々な疾患に対応 年間手術約190例の実績

▲執行 寛耳鼻咽喉科主任部長

 札幌徳洲会病院の耳鼻咽喉科では執行寛主任部長と片山昭公部長の2名が担当。診察から検査、手術、入院まで幅広く対応している。患者は厚別区はもとより清田区、江別市、北広島市などからも多く訪れる。

 耳、鼻、喉の疾患(中耳炎、副鼻腔炎など)はもちろん、顔面や頸部の治療も行っている。その他、めまいや顔面神経麻痺などで相談にくる患者も多い。

 手術は内視鏡やレーザーを積極的に使用。その他の手術も含め年間約190例を実施している。最も多いのは、慢性副鼻腔炎や鼻中隔湾曲症などの鼻副鼻腔手術が年間50例。片山医師が専門とする甲状腺腫瘍などの甲状腺手術も年間100例を数える。

札幌徳洲会病院

 またアデノイド肥大・口蓋扁疾患・声帯ポリープなどの喉頭疾患手術、鼓膜チューブや鼓室形成術など中耳疾患手術、唾石や頸部腫瘍の手術、アレルギー性鼻炎に対する日帰りレーザー手術など様々な手術に対応。

「最近では、睡眠時無呼吸症候群に悩む患者さんが増えています。当院では循環器内科と連携し、シーパップ治療(空気を送りこみ圧力を気道にかける方法)を推進しています。ぜひご相談ください」(執行医師)

執行 寛耳鼻咽喉科主任部長(しぎょう ひろし)

旭川医科大学卒。94年同大学耳鼻咽喉科入局。北見赤十字病院、釧路労災病院、市立稚内病院、旭川厚生病院、北海道社会保険病院、遠軽厚生病院を経て、現職。日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医・指導医。日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医。難病指定医。臨床研修指導医。