社会医療法人医翔会 札幌白石記念病院

【2025年4月号掲載】

【住所】札幌市白石区本通8丁目南1番10号
【TEL】(011)863‐5151
【URL】https://www.ssn-hp.jp/cms/

道内で数少ない動脈瘤の「WEB」治療、新薬を扱った認知症治療も実施

倉内 麗徳脳血管内治療副センター長
▲倉内 麗徳
脳血管内治療副センター長

 札幌白石記念病院は、脳梗塞の血管内治療である「血栓回収療法」、未破裂・破裂動脈瘤における「ステント治療」、頸動脈狭窄の「ステント留置術」を行っている。

「血栓回収療法」は、閉塞している血管にカテーテルを挿入し、血栓を除去することで血流を再開させる治療法。24時間365日救急体制で「発症から6時間以内に行わなければならず、迅速かつ安全な治療を心がけています」と倉内医師。

 動脈瘤では、最新のデバイス「フローダイバーター」(未破裂)と
「WEB」(未破裂・破裂)を使ったステント治療を実施。「フローダイバーター」は、目の細かいメッシュ状のステントを留置するだけで動脈瘤を閉塞させる治療法。一方の「WEB」は同じくメッシュ状のステントを動脈瘤のサイズや形状に合わせて留置する画期的な治療法だ。

札幌白石記念病院

「従来のコイル塞栓術では難しかった大きなサイズや形状の動脈瘤でもこれらのデバイスで安全に治療することができます」(倉内医師)

「WEB」によるステント治療は昨年から実施し、この治療を行う医療機関は道内でも数少ない。
 そのほか同病院は、認知症やパーキンソン病の診療も行い、認知症の新規抗体薬2剤にも対応している。

倉内 麗徳脳血管内治療副センター長(くらうち よしのり)

札幌医科大学卒。国立病院機構九州医療センター脳血管内科、札幌医科大学神経内科、砂川市立病院神経内科等を経て、2021年4月から札幌白石記念病院に勤務。25年1月、脳血管内治療センター副センター長に就任。日本神経学会認定神経内科専門医、日本脳卒中学会認定脳卒中専門医、日本脳神経血管内治療学会認定専門医、日本認知症学会認定専門医・指導医等。