医療法人社団ひらおか内科循環器・糖尿病クリニック

【2025年5月号掲載】

【住所】札幌市清田区平岡6条3丁目10‐1
【TEL】011‐885‐2110
【URL】https://www.hiraoka-naika.com/

糖尿病と循環器の専門医、足病や心疾患の合併症予防に注力

檀浦 裕理事長・院長
▲檀浦 裕理事長・院長

 檀浦裕院長は、糖尿病と循環器双方の専門医の資格を持つ。全国でも珍しく、関係が深い糖尿病と循環器疾患を専門医の立場から同時に診れるのが大きな特徴だ。

 糖尿病では動脈硬化が起きやすくなり、足の血流障害(末梢動脈疾患)や糖尿病性壊疽のリスクが高くなる。

 檀浦院長は、市立札幌病院の下肢救急センターで長年、これらの足病の診療に携わり、開業後も糖尿病の合併症である足病の診療に力を入れ巻き爪や足のむくみ、痛み、傷の治療にあたっている。

 また糖尿病は合併症として脳血管障害や心筋梗塞・狭心症・心不全などの心疾患を起こしやすい。循環器の分野で檀浦院長は狭心症や心不全、末梢動脈疾患が専門。診療では心エコーやレントゲン、動脈硬化を調べる「ABI」などの診断機器を揃え、カテーテル治療が必要な場合には、主治医である檀浦院長が市立札幌病院に主張して治療にあたっている。

 また高血圧症や心不全と関連がある睡眠時無呼吸症候群の治療も実施。「心不全パンデミックで入院患者が増える中、早期の段階の治療で未然に入院を防ぐことで診療所の役割を担っていきたい」と檀浦院長。

檀浦 裕理事長・院長(だんのうら ゆたか)

北海道大学医学部卒。市立札幌病院で循環器内科、救命救急センター、糖尿病内分泌内科、下肢救急センター(副センター長)に勤務。2022年7月開業。日本糖尿病学会専門医、日本循環器学会専門医、日本内科学会総合内科専門医。