小野眼科医院

【2024年5月号掲載】

【住所】札幌市北区新琴似8条11丁目2‐7
【TEL】 011-764-1818
【URL】https://ono-ganka.or.jp

「超音波白内障手術機器」で極小切開法の白内障手術を実施

小野 弘美院長
▲小野 弘美院長

 小野弘美院長は、長年にわたる経験を生かし、患者から話をよく聴くことに重きを置いた診療をおこなっている。

 白内障は高齢者に多く、加齢により水晶体が濁る病気だ。
 同院では視力低下や多様な症状がみられる白内障の治療には、最新の「超音波白内障手術機器」を用い、手術後に生じるトラブルを極力避ける方法で行う。

 極小切開法の白内障手術を実施し、手術前に角膜(黒目)の乱視が強い患者には、入念な検査を経て乱視の度が入った眼内レンズ(単焦点レンズまたはトーリックレンズ)を使用し、術後の乱視度数の軽減を心がけている。

小野眼科外観
▲外観

 一方、緑内障は眼圧が上昇し、視神経が障害されて視野が狭くなる病気である。
 同院では世界的に失明の上位を占める緑内障では、海外の情報をいち早く取り入れて診察に生かしている。画像診断法や視野検査を行い、患者の症状を十分に把握することに努め、緑内障で最も重要な神経の状態を解析。治療中は患者の心理にも気を配る。また大学病院などの総合病院と連携し、眼底の疾患を新しい機器を用いて診断し、患者の病状の安定化を図っている。

小野 弘美院長(おの ひろみ)

1964年札幌医科大学卒。同大眼科講師を経て、82年に小野眼科医院を開院、現在に至る。