札幌芸術の森美術館 国立西洋美術館 内藤コレクション「西洋の写本」展9月7日~29日まで開催

札幌芸術の森美術館は、9月7日~29日まで国立西洋美術館 内藤コレクション「西洋の写本」展を開催する。

内藤コレクションは、内藤裕史氏(筑波大学・茨城県立医療大学名誉教授、元札幌医科大学助教授)が長年蒐集し、2015年度に同館に寄贈した約150点の写体コレクションと内藤氏の友人である長沼昭夫氏(株式会社きのとや取締役会長)の支援によって得られた26点の写本リーフで構成される国内美術館最大規模の写本コレクション。

中世ヨーロッパでは、動物の皮でできた紙に文字を書き写して書物(写本)を作り、その作業は分業で行われていた。写字生が定型の書体で文字を書き写したのち、絵師がページの余白や文頭の一部を華やかに装飾する。

同展では、内藤コレクションの中から貴重な聖書や聖歌集な約140点を展示することで、写本の世界を深く知ることができる。

観覧料は一般1400円(1100円)、高・大学生800円(600円)、小・中学生400円(300円)でカッコ内は20人以上の団体割引料金。他の割引料金もあるのでホームページで確認を。

●問い合わせは、札幌芸術の森美術館
 TEL 011-591-0090