「パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌2023」

「パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌2023」(PMF)が7月12日㈬~8月1日㈫の期間に開催される。

会場は札幌コンサートホールKitaraを中心に、札幌芸術の森、苫小牧市、江別市、奈井江町、函館市、東京都などの広範囲。

このフェスティバルは1990年に『ウエストサイド・ストーリー』の作曲者として知られる世界的な指揮者、「レナード・バーンスタイン」が、ロンドン交響楽団とともに札幌で創設したのが始まり。これまで約30年間にわたり、世界77ヵ国・地域に延べ3600人以上の優秀な音楽家を輩出し、未来のクラシック音楽シーンを担う人材の育成に貢献してきた。

今年は近年で最多の世界68ヵ国・地域から1090人がオーデションに参加。厳しい審査を乗り越えた22ヵ国・地域の74人の若手音楽家が札幌に集結する。

今年のPMFオーケストラによるプログラムは15日㈯札幌、17日(月・祝)苫小牧公演では、バーンスタインの『キャンディード』序曲に、グリーグの「ピアノ協奏曲」(ソリストにヤン・リシエツキ)とショスタコーヴィチの「交響曲第5番」が。29日㈯ピクニックコンサート、30日㈰GALAコンサートではメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(ソリストに金川真弓)、ブルックナーの「交響曲第9番(第4楽章補筆完成版)」が演奏される。
どちらのプログラムもクラシック音楽の未来を担う若手音楽家たちの演奏が聴ける、聴きごたえあるコンサートとなっている。

●開催期間 7月12日㈬~8月1日㈫
●会場 札幌コンサートホールKitara、札幌芸術の森
    苫小牧市、江別市、奈井江町、函館市、東京都ほか
●問い合わせ 公益財団法人パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会
 TEL011‐242‐2211