北の事件簿(4)~昭和戦後(下)・平成篇~
■著者 合田一道+一道塾
■定価 500円(税込)
■発行 2010年2月
■判型 文庫判
■ISBN ISBN978-4-88642-249-1
道民を震撼、驚愕させた数々の事件に再び光を当て、詳細な取材によって検証した「事件簿」の完結編
北海道の歴史を紐解くと、実にさまざまな事件に彩られていることに改めて驚かされる。いまなお語り継がれる大事件もあれば、すでに人々の記憶から消えてしまった事件も──。著者が道新文化センターで主宰する「一道塾」の気鋭のライターが北海道にまつわる13の事件の真相に迫る。
※本書は、月刊クォリティに掲載されたものを文庫化したものです。
【目次】
【昭和戦後(下)篇】
ソ連戦闘機、函館空港に強行着陸/借金返せずなじられ/焼身自殺体 実は赤の他人/国内情報と引き換えに/函館駅で大金消える/作業員寮を放火し、大金を詐取/結婚への夢破れて
【平成篇】
道内合宿中に5人が事故死/故郷の林道で襲う/19才女子大生、愛人と両親殺害/道央道で186台の玉突き衝突/奥尻島に大津波が急襲/豊浜トンネル事故、8日間の漂流/参考文献/『北の事件簿』を執筆をして/北の事件簿略年表
【プロフィール】
合田一道(ごうだ・いちどう)
ノンフィクション作家。長く北海道新聞に勤務し、『定山坊行方不明の謎』で第一回北海道ノンフィクション賞大賞を受賞。主な著書は『裂けた岬』(幻冬舎)『開拓団壊滅す』(北海道新聞社)『日本人の死に際』(小学館)『日本史の現場検証』(扶桑社)など。退職後は札幌大学講師に。
「一道塾」~札幌からノンフィクション作家を~
「一道塾」は将来プロのノンフィクション作家を目指す人たちを育成する少数精鋭の練成塾です。テーマをそれぞれ定め、実際に取材して執筆し、講師がその作品を徹底的に添削指導します。作品そのものが塾生の教材になります。優秀な作品は実際に雑誌などに掲載します。優秀作品をまとめて出版する計画を立てています。本気になって努力しようとしている方を対象にしています。(道新文化センターより)