北の事件簿(3)~昭和戦後(中)篇~

北の事件簿(3)~昭和戦後(中)篇~
北の事件簿(3)~昭和戦後(中)篇~

■著者 合田一道+一道塾
■定価 500円(税込)
■発行 2009年11月
■判型 文庫判
■ISBN ISBN978-4-88642-240-8

道民を震撼、驚愕させた数々の事件に再び光を当て、詳細な取材によって検証した渾身の「事件簿」

北海道の歴史を紐解くと、実にさまざまな事件に彩られていることに改めて驚かされる。いまなお語り継がれる大事件もあれば、すでに人々の記憶から消えてしまった事件も──。著者が道新文化センターで主宰する「一道塾」の気鋭のライターが北海道にまつわる14の事件の真相に迫る。

※本書は、月刊クォリティに掲載されたものを文庫化したものです。

【目次】

【昭和戦後(中)篇】34年間の叫び/5寸釘殺人事件/現職警部、撃たれ即死/洞爺まさかの遭難/稚内李詰め死体事件/真狩村で一家6人惨殺/サーカス小屋が炎上/警察署宛て“死体あり、捜せ”/豊頃村一家4人強殺/室蘭港でタンカー炎上/死の遊覧飛行/北桧山で一家4人惨殺/ばんだい号、横津岳に激突/道庁爆破事件/参考文献/『北の事件簿』を執筆をして

【プロフィール】

合田一道

合田一道(ごうだ・いちどう)
ノンフィクション作家。長く北海道新聞に勤務し、『定山坊行方不明の謎』で第一回北海道ノンフィクション賞大賞を受賞。主な著書は『裂けた岬』(幻冬舎)『開拓団壊滅す』(北海道新聞社)『日本人の死に際』(小学館)『日本史の現場検証』(扶桑社)など。退職後は札幌大学講師に。

「一道塾」~札幌からノンフィクション作家を~

「一道塾」は将来プロのノンフィクション作家を目指す人たちを育成する少数精鋭の練成塾です。テーマをそれぞれ定め、実際に取材して執筆し、講師がその作品を徹底的に添削指導します。作品そのものが塾生の教材になります。優秀な作品は実際に雑誌などに掲載します。優秀作品をまとめて出版する計画を立てています。本気になって努力しようとしている方を対象にしています。(道新文化センターより)

北の事件簿(1)~幕末・維新、明治・大正篇~
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北の事件簿(4)~昭和戦後(下)・平成篇~
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