絵画のようなフラワーアート作品がズラリ【百合が原公園】3月4日〜9日まで「レカンフラワー展~立体的なフラワーアート~」開催

百合が原緑のセンター小温室で、3月4日から9日まで「レカンフラワー展~立体的なフラワーアート~」が開催される。

「レカン」はフランス語で「宝石箱」を意味する。レカンフラワーは、その名のとおり、花や葉を自然の色や形のまま立体的に乾燥させ、箱型の額装などに収めるフラワーアートだ。特殊な乾燥剤を使って草花を急速に乾燥させることで、押し花やドライフラワー、プリザーブドフラワーでは加工が難しい花にも対応でき、生花に近い状態で長期間保存できる。

▲昨年度は、レカンフラワーを使った2種類の
「フラワーフレームづくり」を行なった。
今年度はハーバリウム作りとドーム型の
器を使った作品づくりを行なう予定だ。
※写真は昨年度の講習会で制作された作品

今年で10回目を迎えるこの展示会では、絵画のように美しいレカンフラワーが並ぶ。北海道フルールアールを主宰する作家・たけだりょう氏をはじめ、道内の作家たちが多彩な作品を出展する。また、最終日の3月9日には、レカンフラワーを使った2種類の講習会が開かれ、制作体験もできる。

宝石のように閉じ込められた花のアートを、ぜひ間近で楽しんでほしい。

●開催日時/3月4日㈫~3月9日㈰ 8:45~17:15 ※最終日は15時まで
●開催場所/百合が原緑のセンター 小温室(札幌市北区百合が原公園内)
●共催/北海道フルールアール

【レカンフラワーを使った作品づくり講習会】
開催日/3月9日㈰
2部構成/午前の部10:30~12:00
午後の部13:30~15:30
参加料/各2500円
定員/各10名
申込受付/2月11日㈫より百合が原緑のセンター(011)772‐3511宛へ電話

▲今年のレカンフラワー講習で制作予定の作品