北海道立近代美術館で~芸術になった本~「リーヴル・ダルティスト」展を7月6日まで開催中

北海道立近代美術館は、~芸術になった本~ルオー、ダヴィッド、マティス、シャガール「リーヴル・ダルティスト」展を7月6日まで開催している。
20世紀前半のパリで活躍したルオー、ダヴィッド、マティス、シャガールは油彩画のみならず、詩や小説など文学作品の挿絵を多く描いた。
画商ヴォラ-ルが発案した、芸術家のオリジナル版画を付けた限定本は「リーヴル・ダルティスト」と呼ばれ、美術愛好家や愛書家たちが好んで収集し、これらの「本」はこの時代、芸術家たちの新たな表現手段として広く普及した。
同展では、同館のコレクションから1920~70年代に制作された「芸術家の本」とそのオリジナル版画など150余点を紹介している。
観覧料は、一般510(420)円、高大生250(170)円。カッコ内は各種割引料金で詳細はホームページで。
●北海道立近代美術館
電話011-644-6882