稚内市で〝犬たちの甲子園〟を観戦しよう!「JAPAN CUP 全国犬ぞり稚内大会」今年は2月22日・23日に開催!

稚内市の冬の風物詩「JAPAN CUP 全国犬ぞり稚内大会」が、今年も2月22日㈯・23日㈰の2日間にわたって開催される。開催場所は「大沼野鳥観察館」横の大沼特設会場で、観戦は無料だ。
この大会は、1984年に映画『南極物語』に出演したタロとジロが稚内市に寄贈されたことをきっかけに始まった歴史ある競技会だ。全国各地で行われる犬ぞり大会の中でも、最も歴史が古く、規模も最大級を誇り、「犬たちの甲子園」とも呼ばれている。全国から集まった選手たちが犬と息を合わせ、雪原を駆け抜ける姿は圧巻だ。

競技種目は、1頭引レース、2頭引、6頭引など8種目11競技が行われ、全てレース形式で順位を競う。今年は、犬の頭数に上限がないオープンレース3㎞や、ソリの代わりにスキーを着用して挑むスキージョアリング(1㎞)など新たな種目が追加され、迫力満点でスピード感あふれる走りが観戦できる。
また、観客が参加できるイベントもあり、当日参加可能なスノーモービルに引かれ犬ぞりを体験できる「犬ぞりチャレンジ」や愛犬と一緒に走る「ワンワンダッシュ」など、犬好きにはたまらないプログラムが目白押しだ。これらのイベントは毎年多くの参加者で賑わい、愛犬家同士の交流の場にもなっている。
会場へのアクセスは、車の場合はJR稚内駅から約20分。公共交通機関を利用する場合は、JR稚内駅前ターミナルから宗谷バス声問線「ふれあい橋」で下車、徒歩約15分だ。当日は道立宗谷ふれあい公園から無料シャトルバスも運行する。
厳しい冬の大自然を舞台にした迫力満点のレースを、ぜひ現地で直接体感してほしい。
●問い合わせ/全国犬ぞり稚内大会実行委員会事務局
【稚内市観光交流課内(0162)23‐6272】
●公式サイト/https://www.north-hokkaido.com/event/detail_1158.html